2022/8/12新規アップ、2023/12/08 更新
★ 頭蓋・内臓、ワークショップVer2、概要 ★
吉祥寺駅前で、2009年より、頭蓋仙骨治療、内臓マニュピレーションを教えています
本ページの閲覧で、ワークショップに参加申し込みしOKです
・ 頭蓋ワークショップ(31回目)、11月〜2月で開催中です
・ 日曜の午後、夜の枠で、3人の方より頭蓋の参加希望を頂いています
 あと1人、同条件での参加希望で、32回目が開催可能になります、
 詳細は問い合わせ下さい
 頭蓋Ver2に参加された接骨院の院長の方が、感想文を書いてくれました
--------------------------------------------------
『 頭蓋仙骨治療を学ぶと色々役にたちそうだけど、難しそうだしなぁ〜 』
そんなイメージはありませんか?
2009年より、100人以上の方々に頭蓋仙骨治療を教え、Ver2になりました。
従来の発想を少し変えることで、思いの他簡単に臨床で役に立つ頭蓋の技術が身に付きます。
直感的なアプローチが可能になり、それまで身に付けて来た感覚を生かした学びとなることで、
色々なセラピストの方に、頭蓋への施術をメニューに加えて頂くことが可能になります。
主宰しているワークショップのテーマは、頭蓋・内臓への治療ですが、
患者の持っている普遍的なエネルギーが患者の頭蓋・内臓を微細に周期的に動かしており、
まずこのエネルギーを知覚してそのアンバランスを感じ、
バランスの取れたものに促すことにより治療を行う、と言うものです。
このエネルギーを知覚する感覚は、色々な手技療法に対して応用が可能です。
1、ワークショップVer2概要
吉祥寺の駅前で、2009年より頭蓋及び内臓のワークショップを主宰しています。
定員は4人、参加可能な日時の合致する方が4人集まった時点で、全員で6回(+1回)の日程を組むスタイルの為、まとまった休みのとり辛い方でも、参加が可能です。
・ 頭蓋仙骨治療の概要
前提:頭蓋リズムに歪みが内在 触診技術 治療技術
頭蓋の治療は、頭蓋リズムと呼ばれている頭蓋骨の微細な閉じたり開いたりの動き(左側の写真)を知覚し、この微細な動きには身体の不調の原因となる歪みが内在しており、この歪みを開放することで治療を行います。
従い、頭蓋仙骨治療は、この微細な動きを知覚する触診技術(中央の写真)、微細な動きに内在する歪みに対する治療技術(右側の写真、間接法と呼ばれています)、この2つの技術が中心になります。
特に、微細な歪みを知覚する触診技術を習うことで、全ての手技のレベルアップに繋がります。
また、間接法と呼ばれる治療技術も、頭蓋以外の全身の色々な歪みに対して効果的に適用が可能です。
( 参考:治療では無く、リラクゼーションとして頭蓋を行っているケースもあり、上記とはかなり異なります )
・ Ver2の概要
上記の触診技術及び治療技術を、2009年より、( Ver1として ) 100人以上の方々に教えて来ました。
当初は私が教わった方法を踏襲しつつ、自分が学んで来た中で得られた経験を加味し、少人数の利点を生かして色々と工夫を加え、カリキュラムを改善することで完成度を上げて来ました。
頭蓋の治療は、触診技術、治療技術、ともに目に見える形(オーバーグラウンド)として現れている物理的な施術として認識され易いのですが、目に見えづらい要素(アンダーグラウンド)として治癒エネルギーも作用しているにも拘らず、エネルギーは認識されて居ない場合が多い様です。
例えば、頭蓋仙骨治療による臨床での安定した治療効果を得るための基本は、頭蓋リズムの正確で安定した知覚になりますが、これに難しさを感じている方が散見されます。
微細な閉じたり開いたりの動きである頭蓋リズムは、その大元はアンダーグラウンドにおけるエネルギーの閉じたり開いたりの動きにも拘らず、オーバーグラウンドの物理的な動きのみであるとして知覚しようとすると、必要以上に難しくなってしまいます。
これらの知見を元に、2021年より、先ず最初にアンダーグラウンドであるエネルギーの動きを知覚し、その知覚に物理的な動きの知覚をプラスするスタイル(Ver2)になり、頭蓋リズムの知覚は一気に容易になります。
また、治療技術に於いても、治癒エネルギーを認識することで、より安定した治療に繋がります。
( 本件は、『 Ver2、参加した方の感想 』 も参照下さい )
Ver2では、これらのエネルギーの要素を判り易く説明し、実技の中で主要なテーマとして取り入れることで、触診技術、治療技術、ともにより直感的な理解が可能になると同時に、よりシンプルに治療効果が得られます。
ワークショップでは、エクササイズにより実際にエネルギーを感じて貰う体験的な学びを中心にカリキュラムを進めますが、言語化された適切なアドヴァイスと、講師の作ったエネルギーの場のサポートにより、頭蓋リズムの大元であるエネルギーの動きについて、教え方を工夫することで、思いの他容易に知覚することが可能です。
ボディワークやエステ、リラクゼーション等々の方にとっても、それまで養って来た感覚を効果的に生かす形で頭蓋を学ぶことが可能になりました。
このことは取りも直さず、上記以外の方々にとっても、従来学んで来た技法に新しい見方を付加する形で頭蓋を学んで頂けると考えています。
・ 鍼灸師の方々に対して (
鍼灸治療は鍼で経絡に働きかけることで治癒反応を誘発させていると考えていますが、治癒エネルギーの伝播の様子をよりリアルに知覚出来ると治療効果も安定して得られると思います。
Ver1でも、当方の頭蓋ワークショップで治癒エネルギーの伝播を知覚出来るようになった鍼灸師の方がおられましたが、Ver2により、更に色々な知覚のヒントをお伝えすることが出来ると考えています。
・ Ver2を開催してみて
実際にVer2のメリットは顕著に現れていまして、受講する側にとっては、より少ない労力で頭蓋仙骨治療を学ぶことが可能になったと同時に、教える側にとりましても、より少ない労力で教えることに繋がりました。
Ver2の詳細につきましては、頭蓋仙骨治療Ver2、及び ワークショップフルページ、に詳しく説明しています。
文章による説明はどうしても煩雑になってしまいますが、可能な限り丁寧にお伝えしていますので、詳しく知りたい方は、左側の目次で興味を惹かれた項目からでも構いませんので、是非目を通してみて下さい。
また、当方のワークショップの参加申し込みには、個人セッションとして吉祥寺までおいで頂いていますが、その時に対面でお伝えしたり、実際に触診や治療において作用しているエネルギーを感じて頂くことも可能です。
2、対象としている方、及び当方のワークショップの意義
対象として想定している方は、柔道整復師、鍼灸指圧マッサージ師、理学療法士、カイロプラクター、整体師、等々で実際に臨床を場を有している方になりますが、ボディワークやエステ、リラクゼーション等々の方もOKで、OL等で頭蓋や内臓への治療を学んでみたい方も、違和感なく学んで頂くことが可能です。
また、当方は2012年より、池袋の治療系の専門学校で全身を対象にした通年の授業(卒業生向け)の講師を担当しており、当ワークショップのテーマは頭蓋ですが、頭蓋に対する触診や治療は全身の他の部位に応用が可能であり、参加しているメンバーの興味や関心に合わせて実例を示しながらワークショップを進めて行きます。
・ 当方のワークショップの存在意義
通常の専門学校や整体スクール等々では取り上げられていることの少ないエネルギーについて、言語化して判り易くお伝えし、臨床でも応用可能なエクササイズを交えた体験的な学びは、既存の教育システムでの内容を補完する役割を担うことになり、ここに当方のワークショップの存在意義があると考えています。
このことは取りも直さず、今まで治療について殆ど学んでいない方であっても、臨床を場を有している方と同じ場に、無理なく学んで頂くことが可能になります。
・ 目標としているレベル
上記参加対象として挙げた方々に対し、開業されている方はメニューに追加可能なレベル、何等かの臨床の場をお持ちの方は臨床で使えるレベル、全くの初心の方はご家族友人に施術が可能なレベル、を想定しています。
Ver2になり、エネルギーの知覚により直感的な施術が可能になり、この事は解剖学的な知識をあまり必要としませんが、既に専門学校等で解剖学的な知識を学んでいる方の場合、これらの知識はベースとして機能し、より効果的な治療が可能になります。
 3、テキスト
頭蓋ワークショップでは、オリジナルイラストが使われている当方作成のテキストに沿って学びを進めます。
Ver2としてお伝えしている、触診技術及び治療技術におけるエネルギーの作用につきましても、判り易く言語化して記述しています。
イラストは、柔道整復師の資格を有するセミプロのイラストレーターの方に作成して頂きました。
触診のポジション 触診での指のポジション 治療における指のポジション
 
 4、形式、費用、その他
 ・開催要件
種   類 頭蓋仙骨治療レベルT、 〃 U、 内臓マニュピレーション
場   所 吉祥寺の当方のセッションルーム (吉祥寺駅徒歩2分)
定   員 4人
時間、回数 1回約3〜4時間×6回 + 中間復習を1回、(注釈を参照)
開催の枠 14:00〜、17:00(18:00)〜、の2枠から全員の都合の良い枠
( 開始時間もメンバーの都合に合わせて調整可能です )
日   程 日程等の条件の合う希望者が4人集まった時点で、全員で7回の日程を組みます
1〜2週間に1回のペース、通例、3〜4ヵ月かけての開催になります
日程の調整方法は、スケジュール調整の実例(新規ページ) を参照下さい
参加条件 頭蓋、内臓ともにどなたでもOKですが、内臓は当方の頭蓋Ver2を受講した方に限ります
実際、参加される方の半数以上は、医療系の国家資格等の有資格者、若しくは、カイロ、
整体、フェイシャル、オイルマッサージ、等々で開業されている方々です
参加費用 7回分:¥12000×7=¥84000−、一括前払いをお願いしています
参加申込 先ず、所定の事項を記載したEメールにより、個人セッションを申し込み下さい
吉祥寺までおいで頂き、具体的な内容を確認して頂き、正式に参加申し込みとなります
( 注釈:頭蓋における中間復習について )
2回目が終った時点(日程調整の関係で変更の可能性があります)で、人数2人での中間復習を入れています。
この趣旨は、参加者4人では難しい、1人1人の個性に合わせたアドヴァイスを差し上げることにあります。
以上は開催要件の抜粋です、詳しいカリキュラム、欠席の場合の補講の扱い、等は以下のページをご覧下さい
( 但し、内容につきましては、このページに記載の内容が優先されます )
 ・ 頭蓋仙骨治療ワークショップ
 ・ 内臓マニュピレーションワークショップ
 
 5、参加・申込み
・ 個人セッションについて
ワークショップに参加希望の方は、先ず当方で個人セッションを受けて頂き、実際にお会いして、ご要望等を伺い、提供させていただくものがニーズと合っているかについて確認して頂き、マッチしていることを確認の上でウェイティングリストに入れさせて頂きます。
・ 受講希望の方にとって
実際に吉祥寺の当方の部屋までおいで頂き、地理等を確認して頂くと同時に、ワークショップの雰囲気を確かめて頂き、頭蓋仙骨治療及び内臓マニュピレーションについて、施術を体験して頂いています。
同時に、何か愁訴をお持ちの部位に対して、間接法を使った治療を行います。
特に愁訴の無い場合は、足先を触診して全身の歪み等のコンディションを読み、歪みの状態や施術で効果のありそうな部位について提案させて頂き、施術する部位を相談させて頂きます。
・ 軽い力の施術での解放を体験して頂きます
当方の間接法を用いた施術は、患部に対して軽い圧をかけて開放を促すもので、軽い圧をかけて待っているだけで滞りや拘縮、繊維性の歪みが開放されます。
臨床の場で実際に施術をされている方、特に強めに力を使った施術の経験のある方は、この様な軽い圧により治癒反応が起きることについて、一様に驚かれます。
・ 講師にとって
少人数でのワークショップです、予め参加者の実際のキャラクターを知っておくことで、開催されるワークショップについて事前にイメージの作成が可能になり、初回のスタートから有意義な形で進めることが可能になります。
・ お願い
個人セッションでは顔の下に敷くタオル、ハンカチ等を持参下さい。(忘れても大丈夫です)
当方、香料等が激苦手なため、ご配慮下さい。(パフォーマンスが低下してしまう場合もあります)
具体的には、煙草の臭い、石鹸の香料の残り、洗剤・柔軟剤等の香り
(香料等がキツイ場合、ハッキリとその旨お伝えしますのでお気を悪くされないようにお願い致します)

・ 個人セッション申し込み方法
以下の7項目を記入して、メールにて申し込みください < mitani@yf6.so-net.ne.jp
(一般のセッションは受け付け中止の場合でも、 W S のための個人セッションは受け付けています)

★申し込みに際してのお願い
パソコン、スマホの環境によっては、上記アドレスをコピペしてお使いください。
Eメールですが、当方からの返信に対して、『 返信に元のメッセージを含める 』 との設定でお願いします。
当方、色々な連絡をEメールで行っており、元のメッセージが含まれていませんと元のメッセージの確認作業が必要になり、
多大な手間が発生しますので、配慮の程をお願い致します。
------------------------------------------------------
@ お名前、性別、生年月日
A 普段お使いのメールアドレス
B プロフィール、有資格者等、既に施術をされている方は必ずその内容等をお知らせ下さい
C お住まいの場所
D 連絡先(ケイタイ番号等)
E 希望するWSの種類、及び参加希望の動機
F WSに参加可能な概略の曜日、時間帯
------------------------------------------------------
 個人セッションの枠、費用は、以下の通りです(基本的に、通常のセッションと同等です)
  ・枠:14:00〜、18:00〜
  ・時間:1セッション90分〜120分
  ・費用:\15000-
  ・定休日:不定休(1Week当たりで、セッション数の上限を設けています)
------------------------------------------------------
・ 開催までの流れ
@ 個人セッションをお受け頂き、納得して頂ければウェイティングリストに入れさせて頂きます
A 条件に合うメンバーが4人揃った時点で連絡いたします ( 注釈 )
B 参加の意向を確認後、参加者全員で スケジュール調整サイト を使い、スケジュールを調整します
C スケジュールの調整がつくと参加費用の振り込みをお願いします
D 全員の振込みをもって開催が確定になります
 ( 注釈:連絡を差し上げた時点でキャンセルもOKです、その場合キャンセル料等は発生しません )
------------------------------------------------

6、概要ページの趣旨
このページは、頭蓋ワークショップの概要説明のページになります。
2009年に吉祥寺でワークショップを始めて以来、カリキュラムの改善等に多大なエネルギーを費やして来ました。
これは、頭蓋仙骨治療Ver2 のページもそうなのですが、私の中で、サイトを作成する作業の中で、自分の考え等をまとめる傾向があり、どうしても細かいところまで、記述が及んでしまいます。
しかし、ワークショップに参加して頂く為には、記述している内容を全て読んで頂く必要は無い訳であり、改めて本当に大事な点のみを抽出し、概要として本ページを作成しました。
ですので、このページの閲覧のみで、頭蓋ワークショップVer2に参加して頂けます。
個々の事象についての詳しい説明は、ワークショップフルページ としてアップしていますので、本ページにて全体像を掴んで頂き、更にもう少し詳しく知りたい場合は、左側の目次で興味を惹かれた項目からでも構いませんので、是非目を通してみて下さい。
7、頭蓋ワークショップVer2、参加した方の感想 ( 2022/12/1、更新 )
当方主宰の頭蓋・内臓ワークショップは、共により治療のエネルギーにフォーカスしたVer2になりました。
従来のワークショップに参加して頂いた方でも治療のエネルギーに対する興味・関心をお持ちの方はけっこう居られまして、それらの方が再受講してくれています。
埼玉県で接骨院を開業されている野口さんもその様な中のお1人で、感想文を書いて頂けました。
以前三谷先生の頭蓋セミナーには参加したことがあり、内臓セミナーにも是非参加したいと考えていました。
現在、内臓セミナーもVer2になっており、参加するためには現在の頭蓋Ver2に参加する必要があるとのことで、迷うことなく参加の希望を出していましたが、思いの他早く参加することが出来ました。
頭蓋Ver2はエネルギーの知覚に重きを置いたものであり、三谷先生からは内容が大きく変わったと聞いていたので、自分にエネルギーの知覚が出来るのか期待と不安が入り混じった状態で参加しました。
エネルギーのセミナーは以前に他のセミナーに参加したことがあるのですが、かなり本人のセンスという部分が求められ、本当の意味でエネルギーの知覚と治療をしっかりと理解しているのは特別な才能を持った人だけだなと思いこんでいました。
( ほんとんどエネルギー系のセミナーは少し驚くような金額なので、これも特別な物と感じさせる要因なのかもしれません。)
初回や2回目のセミナーに参加した時の感想は、前回のセミナーと違ったテクニックを習うという事でもなかったこともあり、三谷先生から 『 大きく内容も変わって分かりやすくなったでしょ? 』 と聞かれたのですが、正直この時はあまりピンときませんでした。
『 そんなに大きく内容変わったかな? 』 と思いながら、教わったエネルギーの知覚を臨床で使いながら繰り返していくと観ていた景色が少しづつ変わり始めたのが分かりました。
セミナーでは頭蓋骨仙骨リズム以前にあるエネルギーの動きを知覚するのですが、前回のセミナーでは頭蓋の歪みまでしか捉えることが出来なかったのですが、セミナーが進むにつれて身体全体のエネルギーの膨張収縮を知覚できるようになって大まかな身体全体の歪みを捉えられるようになっていました。
三谷先生が繰り返し私達に 『 エネルギー治療は特別なものではなく、誰にでも知覚出来ますよ 』 というスタンスだったので、私の既成概念を取り払ってくれたとも思っています。
Ver2の大きな変更点として、セミナーの初回からエネルギーの動きを知覚するエクササイズがあるのですが、これはとてもシンプルで参加者全員がすぐに知覚する事が出来ました。
そして、1番私が驚いたのは、エネルギーだけのアプローチでも患者さんに物理的な変化を引き起こすことが出来るという事でした。
その日は頭蓋の治療だったのですが、セミナーが始まり、先生より 『 今日はエネルギーのみで頭蓋の治療してみましょう。 』 との提案があり、先ず先生のデモンストレーションがあり、ペアを組んでいた女性に対してエネルギーのみのアプローチを行ったところ、彼女の頬の下垂が触っていないにも拘わらず、どんどん変化していくのがはっきりと分かりました。
(今思うと写真を撮っておけば良かったです。)
これには驚き過ぎて笑ってしまいましたが、物理的に届かないとされる箇所にもアプローチ出来る可能性を大きく感じ興奮しました。
今現在の私のエネルギーの知覚の状況は、患者さんのこの部分の動きが悪いというのが捉えられる状況にまでになっていますが、三谷先生のように体の細かい部分までは分かるレベルではありません。
しかし、これからもまだエネルギーの知覚のレベルは変わっていくと感じており、日々の臨床を楽しく行っています。
エネルギー治療に興味ある人はもちろんですが、日々の臨床をもう1度捉え直したいと思ってる方やこれから治療を勉強したいと思う方にも絶対にオススメのセミナーなので迷ってる方は是非参加をお勧めします。
のぐち接骨院 野口智章
-------------------------------  補足  ------------------------------------
★経絡が読めるようになった、鍼灸師の方
当方のワークショップに参加して、経絡のエネルギーの流れが読める(知覚出来る)様になった方の事例
非常に印象に残る事例で、記録を調べると、2012年の開催の頭蓋ワークショップのことでした。
色々と、参考になる重要な要素が含まれているので、少し、詳しく書いてみます。
この時は、理学療法士の男性の方、鍼灸師の男性の方、OLですが身体に関心の高い方2人(知り合いの方でした)、の4人で開催しました。
ワークショップの初回で、理学療法士の方、OLの方は、頭蓋リズムが読めるようになったのですが、鍼灸師の方がどうしても読めません。
2回目、3人の方は順調に進むのですが、鍼灸師の方はやはり頭蓋リズムが読めません、どうしても動きを知覚出来ないのです。
2回目が終わる頃には、さすがに焦りと落胆の色が表情から伺えました。
まがりなりにも、医療系の国家資格の有資格者で、実際に臨床の場もお持ちにも拘わらず、しかも、全くの素人の2人のOLの方がばんばん知覚出来て読めているにも拘わらず、彼は知覚出来ないのです。
このまま手をこまねいていると、頭蓋リズムを読めないまま、6回が終わってしまう可能性が脳裏をよぎりました。
そこで、次回の3回目までの間に無料で補講を行うことにしました。
彼は元々名古屋出身の方で、学校を卒業後パチプロをやられていたそうです。
高校の卒業前の3者面談で先生から『 ***君は卒業したら、どうする積りですか?』と尋ねられて、彼は
『 パチプロになろうと思います』と言ったそうです、てっきり反対されると思っていたら、
『 ***君のそんな真剣な顔は初めて見たよ、是非パチプロになりたまえ、応援するよ。』
と言われてしまい、引っ込みが付かなくなってパチプロをやっていたそうです。
しかし、儲かる月と儲からない月の落差がけっこうあり、安定しなかったそうで、そしてなにより、パチプロをやっていても何もキャリアとして残らないことを痛感して鍼灸師の道を選んだそうです。
確かに、、ベルが鳴りドアを開けて初めてお会いした訳ですが、今まで私と関わったことの無い、なんとも言えない不思議で自由な第一印象を受けました。
色々話してみると、非常にフレンドリーで明るい方で、人柄の良さが滲み出ている感じの方でした。
さて、1人では補講にならないので、誰か施術を受けてくれる人は居ないか聞いてみると、鍼灸学校の同級生の女性の方が親しいとのことで、これは好都合で彼女と2人で来てもらうことになりました。
頭蓋リズムを知覚出来ないケースにしばしば見受けられる原因の1つに、触診の指先に意識を集中し過ぎてしまう場合がしばしばあり、彼の場合もそのケースの可能性が感じられました。
このことは、『 意識の広さ 』 で比喩が可能で、頭蓋リズムの安定した知覚は、意識が広いことが望ましく、意識が集中し過ぎると意識が狭くなってしまい、知覚出来なくなってしまう場合が多いのです。
当然ですが、この事は、ワークショップの中で述べていますが、どうしても時間的な制約の中での説明になってしまうので、今回の補講では、これらのことを、沢山の事例を交えながら、1時間程度をかけて丁寧に説明しました。
結果、説明のあとの触診の実技で、『 判りました、これだったのですね!!』との言葉が感動的に飛び出して来まして、本当に嬉しそうでした。
どうして意識が狭くなっていたのか、お聞きしてみると、以下のことを話してくれました。
--------------------------
自分は鍼灸師として治療をしているので、鍼を打つのですが、打ち方を誤ってはいけないとの気持ちで、指先に全神経を集中させていました、この癖が抜けなくて、自分でも気が付かない内に、触診時の指先に全神経を集中させてしまい、意識が狭くなっていた様です。
--------------------------
この気づきは大きく、3回以降のワークショップでも極めて順調に学びを進めることに繋がりました。
この時のクラスは、同じメンバーで内臓ワークショップも連続して行いました。
そして、翌2013年の暮れに、頭蓋ワークショップの中級が開催され、彼も参加してくれたのですが、以下のことを話してくれました。
--------------------------
頭蓋の触診で、意識を広く持つことが徐々に安定して出来るようになり、その感覚が鍼を打つ時にも使えるようになり、鍼を打った時の経絡のエネルギーの流れが読めるようになって来ました。
---------------------------
凄く嬉しそうでした!!!