2023/9/20更新
★ 頭蓋・内臓ワークショップ、Ver2、フルページ ★
s i n c e  2 0 0 9
このページは、頭蓋・内臓ワークショップについて、フルページとしてある程度詳しくお伝えしています
ワークショップ・概要 では、要点を絞ってお伝えしています
 以下のページも参照ください
『 頭蓋仙骨治療T:物理的側面 Ver2 』 全面的に更新致しました 2022/06/16
『 頭蓋仙骨治療U:エネルギー的側面 Ver2 』 全面的に更新致しました 2022/05/15
頭蓋ワークショップVer2 参加希望者募集中
現時点の希望者の状況、及び開催の状況は、ワークショップ・概要 でお伝えしています
頭蓋仙骨治療、内臓マニュピレーション、を学んでみませんか?
・ はじめに
巷には、色々な手技療法があり、柔道整復師、鍼灸師、指圧マッサージ師、理学療法士、作業療法士、カイロプラクティック、オステオパシー、ロルフメソッド、整体、リフレクソロジー、エステ関連、等々、ここに挙げた以外にも色々あると思います。
このページに来訪される方々は、これらの仕事のいずれかに従事されている方になりますでしょうか?
いずれにしましても、何等かの手技療法の施術者をやられていて、更なるレベルアップの必要性を感じることは有りませんか?
・ 頭蓋及び内臓、特に頭蓋への治療を学ぶ意義
当方では、蓋仙骨治療、及び、内臓マニュピレーションのワークショップを2009年より開催しています。
当初は、頭蓋及び内臓への効果的な治療をお伝えしようとの趣旨でしたが、頭蓋にはあらゆる手技療法に共通する基本となるエッセンスが凝縮されており、内臓はその応用として好適であることが判って来ました。
具体的には、あらゆる手技療法は触診技術がその土台になっており、触診による知覚の限界が治療の上限を形作っている側面があり、頭蓋に対するハイレベルな触診技術を学ぶことで、全ての手技療法に対して触診だけに留まらず、施術全体のレベルアップに繋げることが可能です。
また、頭蓋に対する治療技術はオステオパシーの間接法と呼ばれるテクニックをお伝えしますが、間接法は頭蓋に限らずに全身のあらゆる部位に適用が可能で、頭蓋はその導入として好適な部位になります。
そして内臓ですが、これらの触診技術や治療技術を色々な部位に適用する実例として有用であり、同時に内臓に対する施術を学ぶことで、治療のメニューへの追加が可能になり、集客の一助になると思います。
・ 治療におけるエネルギーについて
上記、頭蓋及び内臓の学びについて、全ての手技療法のレベルアップに繋がる可能性をお伝えしました。
これらとは若干視点が異なりますが、治療には物理的な要素とエネルギー的な要素があり、これらの関係性をきちんと理解することは、安定した治療効果に繋がります。
もし、治療効果が不安定な場合、治療のエネルギー的要素に対する配慮が不足している可能性があります
実際に、触診や治療を深く学んで行き、よりハイレベルな触診技術や治療技術を身に付けようとした場合、エネルギー的な要素についての理解はどうしても必要になって来ます。
当方でも、その当初からエネルギーについても言及していましたが、エネルギーは扱い方の難しいテーマでもあり、頭蓋・内臓共にそれまでは物理的な要素がメインでエネルギー的な要素をサブとしてカリキュラムを構成していました。
カリキュラム全体を考えた場合、全体のパッケージとして統一が取れている必要があり、2021年、頭蓋・内臓、の両方について、触診、施術、共にエネルギーをメインにしてカリキュラムを構成することが可能になり、ワークショップをVer2としてバージョンアップすることが出来ました。
Ver2の具体的なメリットですが、頭蓋に対する触診では、従来、微妙な匙加減的な要素やコツの様なものを伝える必要があったのですが、エネルギーをメインに物理をサブとして再構成することで、触診の本質をシンプルに伝えることが可能になり、受講生にとっても、より容易に安定して触診の感覚を掴めるようになりました。
同時に、教える側自身の負担も大幅に軽減され、新しいカリキュラムは正鵠を射ていると考えています。
また、内臓につきましては、全ての内臓に共通して作用しているエネルギーである、モティリティと呼ばれる微細な動きを取り上げていますが、従来物理的な動きの知覚から入っていたカリキュラムを、先ずエネルギー的に知覚するカリキュラムとすることで、比較にならないくらい容易にモティリティの知覚が可能になりました。
本件は、このページのすぐ下に少し詳しく記述していますので、是非ご覧になって下さい。
尚、『 頭蓋仙骨治療U:エネルギー的側面 Ver2 』 にも、頭蓋に対するエネルギーの作用を詳細にお伝えしていますので、併せて是非ご覧下さい。
 2021年、頭蓋及び内臓は、共通のコンセプトにより新しい内容(Ver2)になりました
頭蓋及び内臓は、共に、頭蓋リズム及びモティリティと呼ばれる微細な動きを繰り返しており、
これらの繰り返しの動きを読むことで内在する歪みを掴み、これらのイメージに基づいて治療が可能です
 これらの微細な動きは、エネルギー的な要素が物理的な現象として現れていると考えられ、
頭蓋は骨格の動きになりますが、内臓の場合は対象が多岐に渡り、知覚は更に難しいと言われています
しかし、先ず最初にエネルギーの動きを感じ、それをベースにして物理的な動きを把握する事で、
頭蓋・内臓、共に微細な動きの中に内在する歪みまでの知覚が、飛躍的に容易になります
歪みの開放に於いても、物理的な操作により治癒エネルギーを誘うことで治癒反応が起き、
これらが物理的な変容へと結び付くことを、実例交えながらお伝えします
歪みの開放に於けるエネルギーのメカニズムを理解することで、より安定した治療効果が得られます
治療(触診及び開放)に於いて、エネルギーと物理の両要素は表裏一体であるにもかかわらず、
通例、それらの学びの導入において、エネルギーには触れられていません
消去法的に治療は物理的な要素のみであるとの認識が作られてしまい、
この認識が頭蓋の触診や解放を必要以上に難しくしています
Ver2では、カリキュラムの最初に治療におけるエネルギーの作用を可能な限り言語化して説明し、
エネルギーを知覚するための適切なエクササイズを適宜交えることにより、
頭蓋・内臓の触診は飛躍的に解り易くなり、開放もより直感的な操作で施術が可能になります
そして、これらの感覚は、頭蓋や内臓以外の治療についても、安定した治療効果に繋がります
鱗状縫合の開放 : 全体のポジション 縫合に対する指の位置を詳細に図示
お渡しするオリジナルテキストのイラストの1例
 
項目 サマリー
1、頭蓋Ver2 頭蓋から脊柱、仙骨までのエネルギー的な膨張・収縮の動きを感じ、それをベースにして頭蓋リズム(1次呼吸)を知覚することで、触診・開放が飛躍的に判りやすくなります
これらのエネルギー的な作用について、開放な限り言語化し、エクササイズを交えながらお伝えします
( 6回の内容につきましては、頭蓋WS > 各回の具体的内容 を参照下さい )
2、内臓Ver2 身体全体のオーラのエネルギー的な膨張・収縮の動きを知覚し、それをベースにして内臓の個々のモティリティを知覚することで、触診・開放が飛躍的に判りやすくなります(頭蓋と同じコンセプト)
頭蓋は、どちらかと言うと基礎的な部分をカバーし、内臓は応用的な色彩が強くなります
ですので、内臓の参加を希望される方も、先に頭蓋を受講して頂いています
3、共通の特徴 少人数のメリット、場のサポートが得られる件、回と回の間に臨床で使ってみれる件
4、間接法 オステオパシーの中心的な技法で、幅広く色々な対象に治療効果を出すことが可能
従来中枢神経の働きと説明されていますが、エネルギーの作用としてより臨床に即した説明
5、エネルギー 全ての治療には、治癒エネルギーが関与していることの実技を通した理解
治癒エネルギーは、何処からどの様に降りて来て作用するのか、可能な限り言語化して説明
6、受講対象者 頭蓋・内臓、ともに臨床の場をお持ちの方で、レベルアップを志向している方
ボディワークやオイルマッサージ、リラクゼーション系から治療への移行を意図している方
臨床の場をお持ちの方で、治療におけるエネルギーの働きについて、理解を深めたい方
頭蓋・内臓ともに、臨床未経験の方も受け入れ可能、(但し、頭蓋を先に受講して頂きます)
7、形式・費用 頭蓋・内臓ともに1回3〜4時間、1〜2週間おきに合計6回、中間復習を+1回、
各回の間に臨床の場で実際に使ってみて頂くことで、学習効果のアップを意図しています
Webで参加を募り、条件の合う方が4人集まった時点で日程を調整し、開催となります
少人数のため、1人ひとりに目が届きます、頭蓋・内臓共に参加費¥84000−
8、テキスト 詳細な指の位置を図で示し、回と回の間に臨床で使ってみることを意図したオリジナルテキスト
9、申し込み 先ず、所定の事項を記載したEメールにより、個人セッションを申し込み下さい
吉祥寺までおいで頂き、具体的な内容を確認して頂き、正式に参加申し込みとなります
10、感想 2020年に参加して頂いた、接骨院を開業されている方の感想です
11、講師 元々はメーカーで機械の設計をしていましたが退職、1999年に吉祥寺で開業しました
2009年より、吉祥寺でワークショップ主宰
2012年より、池袋の治療系専門学校で、卒業生向けの通年のクラスで講師をしています
1、頭蓋仙骨ワークショップ、Ver2
・ 頭蓋に対する治療とは
頭蓋は右に示すように複数の骨片で寄木細工のように構成され、クレニオリズムインパルス(略してCRI)、1次呼吸、若しくは頭蓋リズムと呼ばれる、脳脊髄液の循環に伴う0.01mm程度の膨張・収縮の動きを、1分間に10〜15回繰り返しています。
この繰り返しの動きは、頭蓋から脊柱、仙骨までの生命としての根源的なエネルギーの循環が、骨格系と言う物理的な要素に顕現したものであると考えることが出来ます。
同時に、頭蓋から脊柱は、脳から中枢神経を格納しており、頭蓋リズムは脳神経系のコンディションを象徴的に現しており、良好な状態では、ゆったりとしてバランスが取れ、伸び伸びとした規則正しい動きになっています。
そして、頭蓋骨に歪みがある場合、頭蓋リズムが左右や前後でアンバランスに動いていたり、動きそのものが小さくなったり、詰まった感じになっている場合もあり、頭蓋を触診して感じられたイメージを元にして、頭蓋リズムの良好な状態への回復を指標にして治療が可能です。
ですので、頭蓋への治療は、この頭蓋リズムを、安定して正確に読めることが基本になりますが、効果的な治療の為には、頭蓋骨の0.01mm程度の膨張・収縮の動きに内在する歪みやアンバランスについても、可能な限り知覚出来ることが要求されます。
・ 頭蓋治療の難しさ
上記、効果的な治療の為には、0.01mmレベルの動きに内在する歪みまでの知覚が要求されるとお伝えしましたが、0.01mmとは紙1枚の厚さ程度の微細なものであり、この微細な動きの中に内在する歪みまでを安定して読む (知覚する) 事が頭蓋治療の難しさでもあります。
・ 頭蓋リズムの知覚について
冒頭、頭蓋リズムとは、『 頭蓋から仙骨までの根源的なエネルギーの循環が骨格系に顕現したと考えられる 』 とお伝えしました。
また、この骨格系の動きは、0.01mmレベルであり、この動きの中に内在する歪みまでの知覚が、頭蓋治療の難しさでもある事もお伝えしました。
頭蓋を触診するにあたり、頭蓋リズムの物理的な要素のみに意識が向いてしまい、この動きを物理的なものとして指先で知覚しようとすると、殆どの場合、上手く知覚出来ずに、リズムを見失ってしまいます。
そうなると更に指先で探しに行ってしまい、余計に知覚が難しくなってしまう場合が多いです。
しかし、元々は頭蓋リズムはエネルギーの循環が物理的なリズムとして現れたものであるならば、元々のエネルギーの動きに対しても知覚がオープンであれば、その知覚は一気に容易になります。
では、どうして知覚の範囲が物理的な要素に限定され易いのでしょうか?
大きな理由の一つとして、頭蓋仙骨治療を学ぶ上で、その導入において物理的な要素しか言及が無いため、消去法的に頭蓋リズムは物理的な要素の範囲内のみであるとの認識が作られてしまうことが考えられます。
ですので、頭蓋ワークショップVer2では、学びの導入時に、物理的な要素に加えてエネルギー的な要素についてもきちんと言語化してお伝えすると同時に、エネルギーを知覚するための適切なエクササイズを交える事で、知覚の範囲はエネルギー的な要素まで拡張され、頭蓋リズムの知覚は一気に容易になります。
言い換えますと、人間の存在に於いて、物理的な要素とエネルギー的な要素は表裏一体の関係であり、知覚の範囲を物理的な要素に限定せずにエネルギー的な要素にまで広げることで、知覚される情報量は増大し、頭蓋の微細な動きも、格段に判り易くなります。
更に、上記知覚の範囲の拡大は、頭蓋の触診の次のステップである歪みの解放に於いても役に立つことに留まらず、頭蓋治療の範囲を超えて、全ての治療に於いて治療効果のアップに繋がります。
・ 頭蓋の治療における、エネルギーと物理
触診の次のステップである治療に於いては、オステオパシーの間接法と呼ばれる技法をお伝えしますが、触診に於けるエネルギーの作用を明確化したことに引き続き、間接法に付きましてもエネルギーの作用を明確化してお伝えしています。
具体的には、間接法の説明として、従来は、中枢神経系への働きかけにより治癒反応が誘発されると言う説をお伝えしていましたが、Ver2からは、物理的な操作により治癒エネルギーが誘発され、そのエネルギーによって治癒が起きる とのメカニズムを、より直感的な操作が可能な形としてお伝えしています。
間接法については、このページのもう少し先に記載している、『 4、間接法について 』 をご覧下さい。
また、実際のワークショップでの進め方は、 頭蓋WSレベル1、Ver2 > 各回の具体的内容 を参照下さい。
・ 当方で開催しているワークショップについて
以上、治療におけるエネルギーの要素、及びワークショップでエネルギーをどの様に位置づけているかについてお伝えしましたが、一般の治療系の教育機関では、ここでお伝えした様なエネルギーに類することは、テーマとして取り上げづらいかと思われます。
その理由として、エネルギーの作用は科学的に証明の難しいテーマであり、感じ方も個人差があります。
教育機関として提供する為には、トータルのパッケージで統一が取れていることが必要であり、講師間での合意も必要になるでしょう。
当方のワークショップは個人で主宰しているささやかなものですが、逆に一般の治療系の教育機関では取り上げづらいことを、補完的な意味合いとしてお伝えできればと考えています。
2、内臓マニュピレーションワークショップ、Ver2
・ 内臓マニュピレーションとは
内臓マニュピレーションとは、オステオパシーでの内臓に対する手技療法であり、1980年代にフランス人のジャン・ピエール・バラル氏が治療体系としてまとめたもを指しています。
内容はかなり多岐に渡っており、物理的な要素として提示されているものもあれば、エネルギーを強く意識させるものもあり、前者の代表的なものとしては、モビリティ(内臓他動力、呼吸による横隔膜の動きにより動かされる内蔵の動き)を手がかりにして行う治療があり、後者の代表的なものとしては、モティリティ(内蔵自動力)と呼ばれる動きに働きかける治療があります。
モティリティとは、内臓を含む全身の全てのパーツに対する、インスピア及びエクスピアと呼ばれるエネルギーの入ったり出たりする繰り返しの動きの名称であり、この動きに働きかけることで治療を行います。
・ 内臓マニュピレーションワークショップVer2
当方では、2009年に頭蓋仙骨のワークショップを始めましたが、同年より内蔵マニュピレーションワークショップもスタートしました。
内臓につきましては、当初から約10年間、前述したモビリティを主とした内容をお伝えしていましたが、今般、頭蓋ワークショップがエネルギーを中心に据えたVer2になったのに伴い、内蔵マニュピレーションワークショップも、テーマの中心をモビリティからモティリテに変更することでエネルギーを中心としたVer2になりました。
具体的には、頭蓋が頭蓋リズムのアンバランスを知覚してその改善を指標とした内容に対して、内臓ではモティリティのアンバランスを知覚してその改善を指標とした内容になります。
・ モティリティの知覚
頭蓋リズム、及びモティリティは、ともに根源的なエネルギーの循環が、前者は骨格系、後者は内臓を含む全身のパーツに物理的なリズムとして顕現したものであると考えられます。
この時、頭蓋リズムは骨格系のリズムとして対象が単一ですが、モティリティはリズムの対象が多岐にわたり、その為に、一般的にはモティリティの方が知覚が難しい言われていますが、頭蓋と同様に、学びの導入時に、物理的な要素に加えてエネルギー的な要素についてもきちんと言語化してお伝えすると同時に、エネルギーを知覚するための適切なエクササイズを交える事で、知覚の範囲はエネルギー的な要素まで拡張され、モティリティの知覚も、一気に容易になります。
モティリティの知覚は、ワークショップ補足 > 頭蓋リズムとモティリティ に、もう少し詳しく述べています。
・ 対象となる部位
内臓マニュピレーションVer2での対象となる部位を以下に表にして示します。
記号   臓器 治療  備考
a  腎臓  モティリティの制約の部位に間接法を適用
(制約には、大別して4パターンあり、この下に詳しく記述しています)
肝臓  モティリティの制約の部位に間接法を適用  
 肺 モティリティの制約の部位に間接法を適用  
 膀胱 モティリティの制約の部位に間接法を適用  
 胃 モティリティの制約の部位に間接法を適用、及び、噴門、幽門  
f  十二指腸 モティリティの制約の部位に間接法を適用、及び、オッディ括約筋  
g  小腸 モティリティの制約の部位に間接法を適用  
h  大腸 モティリティの制約の部位に間接法を適用、及び、回盲連結  
i  S状結腸 モティリティの制約の部位に間接法を適用  
j  膵臓 モティリティの制約の部位に間接法を適用、及び、オッディ括約筋  
 
・ 腎臓治療の有用性
2002年に内臓マニュピレーションをワークショップ形式で習い、臨床で最も役に立ったのが腎臓になります。
理由は、腰痛の治療で腎臓の開放が役に立つケースがしばしばあり、臨床の場で腎臓への施術が可能になれば、それだけでもワークショップへの参加の意義はあると思います。
そこで、腎臓については、ワークショップでも少し詳しく取り上げています。
・ 腎臓の滞りの代表的な4つのパターン
・腎動脈の歪み、硬化、縮み、:腎臓が内側に引っ張られる様に、変位、変形します
・尿管の歪み、硬化、縮み、:腎臓が内側且つ下方に引っ張られる様に、変位、変形します
・副腎の歪み、硬化、:モティリティの動作において、頭でっかちでフラフラした動きになります
・腎臓そのものの位置の変位:
モティリティの動きの中心軸ですが、左右で非対称になっていたり、本来の位置から変異している場合があり、上記の3つの筋肉との付着部、若しくは周囲の結合組織の歪みが原因になります 
       
・ 腎臓の治療
ワークショップでは、以下の方法をお伝えしています。
モティリティを知覚して、インスピア、エクスピア、の動きを左右で比較し、問題の有無を判断します。
(腎臓に限らず、左右の比較で問題の有無を判断することは、かなり有用な方法となります)
問題を有する場合、上記4つのどれに相当するのかの判断を行い、問題のありそうな部位の目途をつけ、前後から両手で挟み、交互に相対的に動かして間接法を適用します。   
 
 
4、頭蓋・内蔵、共通の特徴
・ 少人数のメリット、その@
一般的な治療系のセミナーでは、最少催行人数の設定があり、数十人で開催されるケースが多い様ですが、この様な場合、講師が一人ひとりの疑問に対応するのはかなり困難になります。
一般的にエネルギーに対する認識や知覚は人それぞれに異なる場合が多く、当ワークショップでは少人数のメリットを生かし、可能な限り、各人それぞれの疑問や質問に対して説明をするように心がけています。
・ 少人数のメリット、そのA
実技についても、一般的には講師のデモンストレーションを見学し、その後に参加者同士でペアを組み、実習に入るパターンが多いと思われますが、これでは、講師の意図するレベルの触診や治療を自分の身体で受けてみると言う経験なしで実技の練習に入ることになり、講師の意図が伝わらないままでの学びで終始してしまう可能性があります。
当方では、4人と言う少人数の利点を最大限に活かして、全員が講師の触診及び治療を受けて体感してからペアを組んでの実習に入りますので、講師の意図を自分の身体で経験出来ると同時に、異なる3人に対する触診と施術を目の前で見ることになり、一般のワークショップでは考えられない行き届いた学びの環境が提供出来ていると考えています。
・ 場の波動について
全てのエネルギーは、周波数及び振幅等で表現される振動と呼ばれる繰り返しの運動を行っており、これらの動きを総称して『 波動 』 と呼んでいます。
治療系のワークショップやセミナーでは、講師により、場の波動とも言い得るエネルギー的な環境が構築され、この場の中で実習を行うことにより、『 場のエネルギー的なサポート 』 と呼ばれるサポートが得られ、実技に於いて成功体験を経験することが可能になり、この様なステップを経ることで、技術が習得されて行きます。
これらは、触診及び治療、ともに当てはまり、実際に当方のワークショップでも、『 この場所で頭蓋を触診すると、判り易いなぁ〜。』 と 言うコメントを頻繁に頂いています。
そして、例え講師が場の波動について気が付いていなくともこれらは自然構築される性格のものであり、同時に講師によってはこれらをコントロール出来る方も見受けられます。
当方では、主宰者が日常的に治療に使っている場でワークショップを開催するため、場のサポートが得られやすい環境であると考えています。
・ 回と回の間に臨床で試して見れるメリット
当方のワークショップでは、7回の講座を数ヶ月かけて行うシステムの為、吉祥寺では場のエネルギー的なサポートの元で練習して頂き、回と回の間にご自分の臨床の場で実際に試して頂き、これらの繰り返しによる技術の習得が可能になっています。
ですので、回と回の間にご自分の臨床の場で是非試してみて頂き、疑問が発生した場合、次回の開催で質問して頂きたいと考えています。
感想等もお伝え頂ければ、アドヴァイスをさせて頂くことも可能です。
これは、当方が独力でワークショップを催行するために、必然的にそうなったシステムですが、結果的に効果的な学びになっていると考えています。
4、間接法について
頭蓋の治療として、触診の次のステップである歪みの開放については、間接法と呼ばれる技法を適用します。
ワークショップがVer2となり、頭蓋の触診に於いてエネルギーの作用を明確化したのと同様に、間接法に於いてもエネルギーの作用を明確化してお伝えします。
もう少し具体的に表現すると、『 物理的な操作で組織を動かすことにより、患部に治癒エネルギーを誘導し、治癒反応を誘発させる 』 と言うことになります。
 
4-1、間接法の特徴 
・間接法の特徴 1:弱い力で開放が可能
操作としては、組織を可動範囲の内側で軽い力で動かす優しいアプローチであり、腕力を必要としません。
実際に間接法による治療を体験し、弱く優しい力で十分な効果が出ることを実感して頂けますと、普段は強い力を使われていたベテランの施術者の方々で、カルチャーショックを受けた方が幾人も居ます。
・間接法の特徴 2:組織を動かすに当り、大きく動かすことは不要で、小さな量で解放が可能
上記、弱い力でも解放が可能とお伝えしましたが、同時に、組織を動かす量も小さな量で解放が可能です。
要するに、組織を物理的に動かして治癒エネルギーを患部に誘導する場合、弱くて小さくとも可能言うことになります。
・間接法の特徴 3:施術する側、施術を受ける側、ともに身体の負担が少ない
本件は、ある意味特筆すべき事項で、『 組織を動かすに当り、弱くても小さくても可能 』と言うことは、施術する側にとって疲労が少なく指とか腕を痛める心配がありません。
この事は、同時に施術を受ける側の患者さんにとっても、身体の負担が少ないことに繋がっています。
・間接法の特徴 4:適用範囲が広大
私が色々と適用してみた限りでは、筋骨格系、靭帯、筋膜・間膜等の結合組織、更にチャクラ等に発生したエネルギーの歪みまで、広い範囲で適用が可能です。
 4-2、間接法の実例 
ワークショップでお伝えする間接法の実例を説明します。
間接法は、頭蓋仙骨治療を始めとして、内蔵マニュピレーションや全ての治療における歪みの開放に適用が可能と考えられますが、ここではその1例として、頭蓋骨の鱗状縫合と呼ばれている縫合部への適用をてお伝えします。
・鱗状縫合とは
先ず、鱗状縫合について、頭蓋模型を元にして説明します。  
 
鱗状縫合の位置
耳の上側に位置しています
 
縫合部分の拡大図
側頭骨のエッジの内側に、頭頂骨が入り込んでいます
鱗状縫合は、頭部の耳の位置にある側頭骨と、その上側にある頭頂骨で構成される継ぎ目を指します。
左図は頭蓋全体に対する鱗状縫合の位置を、右図は継ぎ目の拡大図で、側頭骨の内側に頭頂骨は入り込む形で継ぎ目が構成されており、側頭骨がちょうど魚の鱗の様な形状のため、鱗状縫合と呼ばれています。 
この鱗状縫合ですが、頭蓋全体がクレニオリズムインパルスにより閉じたり膨らんだりするタイミングで、側頭骨の内側に頭頂骨が入り込んだり、外側に出たりする形で動いており、頭蓋全体の膨張・収縮の動きに歪みが発生した場合、殆どの場合で鱗状縫合の動きにも歪みが発生するため、縫合部解放のエクササイズの最も好適な部位として取り上げています。
(本件、側頭骨と頭頂骨の動きも含めて、実際のワークショップで詳しくお伝えします) 
・鱗状縫合に対する間接法の操作
右のイラストは、左側の鱗状縫合に間接法を適用する場合の指のポジションを示しています。
・施術者の左手の3指を耳のすぐ上に、持って行きます
・右手の3指は、鱗状縫合の上側に持って行きます 
 
鱗状縫合の解放 
その状態で、頭皮を軽く動かす感じで左右の3指を互い違いに動かしますと、抵抗の大きい方向と小さい方向があり、抵抗の少ない方向に軽く動かし、やはり軽い圧をかけ続けて待っていますと、治癒反応が誘発され解放が起こります。( 歪みの存在が、抵抗の大小の差として現れています
前述したように、これは、間接法の操作の1例であり、適用可能な部位が無限にあると同時に、指のポジションも無限にあります。
前記、『 患部に治癒エネルギーを誘導する場合、組織を動かす量は弱くて小さくても可能 』 とお伝えしましたが、この事は、その部位に対して両手を挟むようにポジションを取り、両手を相対的に動かして患部を少しでも移動させることが出来れば間接法の適用が可能と言うことであり、大きく動かすことの難しい深層に対しても、治癒反応を誘発させることが出来ます。
因みに、1部繰り返しになりますが、抵抗の小さい方に動かす方法を 『 間接法 』、抵抗の大きい方に動かす方法を 『 直接法 』、その中点で待っている方法を 『 中間法(BMT) 』 と呼んでおり、これらは、解放と言う事象の裏と表とも考えることが出来ます。
以上、物理的な操作を中心に説明しましたが、では、何故どの様なメカニズムで解放が起こるのでしょうか?
従来のオステオパシーにおいては、一般的に中枢神経に対する働きかけとして説明されており、私もその説明を教わり、当方のワークショップでもそれを踏襲していました。
しかし、私が実際に臨床で適用している感じは、中枢神経系の作用と言うより、治癒エネルギーを操作している感じが強く、今般、Ver2 に進化するに当り、実際の操作を以下のような説明でお伝えしていますが、より直感的な操作で適用が可能になります。
物理的な操作によりエネルギーの窓を開き、治癒エネルギーを誘い入れ、治癒反応を誘発させる
ワークショップでは、更に、間接法・直接法・中間法のそれぞれのメカニズムを構造的に描いたイラストをお渡ししていますが、構造をイメージして頂くことで、よりスムーズに治癒反応の誘発を習得出来るように意図しています。
因みに、間接法のメカニズムについて、従来の説明(中枢神経系への働きかけと)から、今般、Ver2 に進化するに当り、これらの経緯を以下に説明をしていますので、宜しければご覧下さい。
   ワークショップ補足 > 2、間接法のメカニズム
 
5、エネルギーについて
エネルギーの種類
ここまで、治療におけるエネルギーの作用について、色々述べて来ました。
改めて整理すると、ここで扱うエネルギーには2種類あり、一つは触診の対象となる患者のエネルギーの状態であり、もう一つは治療家により導かれる治癒エネルギー、となります。
触診の対象となる患者のエネルギー
エネルギーに対して可能な限り言語化してお伝えすると同時に、適切なエクササイズを交えることで、より知覚しやすいように、工夫しています。
治療家により導かれる治癒エネルギーについて
この場合の治癒エネルギーは、各人の所属している複数の集合意識から患者の内部に自然に誘導され、治癒反応を誘発させていると考えています。
同時にこのメカニズムは、例え治療家本人が気が付いていなくても、機能していると考えています。
しかし、メカニズムを認識してより効率よく治癒エネルギーを降ろすことも可能であり、その為の意識の持ち方についてもお伝えしますが、この部分の急所は、新しいエネルギーの供給元にアクセスするのでは無く、元々無意識でアクセスしていた供給元を意識化することにより、よりエネルギー効率を高めようと言う点にあります。
本件につきましても、集合意識の概念等の詳細は、ワークショップで参加者の方々と対面の場で、出来るだけ言語化してお伝えします。
また、エクササイズにより、触診・治療において、治療効果のアップを実際に実感して頂けるようにカリキュラムを工夫しています。
 
6、受講対象者
受講対象は、治療家やボディワーカー等の方々で、自分の施術の枠を広げたり、レベルアップを望んでいる方、同時に既に臨床の場をお持ちの方を想定した内容になっています。
実際に参加される方の半数以上は、柔道整復師、鍼灸・マッサージ師、理学療法士、等の国家資格の有資格者、もしくは、カイロプラクティック、整体、アロマ、フェイシャル、等で開業されている方々です。
・ 治療系で臨床の場をお持ちの方
ここまで、幾度かお伝えしていますが、治療におけるエネルギーの作用について、机上の理論ではなく、
『 臨床の中で実際に起こっていること 』 として、認識する機会を提供出来ればと考えています。
私も、開業した頃は治療におけるエネルギーの作用は全く理解しておらず、2006年頃、エネルギーの作用を否定できない感じで経験する機会に恵まれ、治療に対する考え方が一気に変革した経験があります。
この変革は、早ければ早いほどベターで、遅れるほど時間を無駄にしてしまう感じで、この件に関しましては、トム・シェーバーも同様のことを話していました。
・ ボディワーク、リラクゼーション系で臨床の場をお持ちの方
頭蓋や内臓は、ボディワークやオイルマッサージ、リラクゼーション系のサロン等とも親和性が高く、即戦力としてメニューに追加して頂けると思います。
元々エネルギーに関して感性のある方でしたら、エネルギーと物理の両方が同時に作用していることの基礎を学んでみることで、タッチがより的確になることも期待されます。
リラクゼーション系から治療系にシフトを考えている方にとっても、よいステップになると思います。
・ 他所で、頭蓋のセミナー等に参加してみたが、いまいちだった方
他所とは切り口が異なりますので、お役に立てるかも知れません。
・ 未経験の方
頭蓋につきまいしては、全くの初心者の方も受け入れており、他の治療系のキャリアのある方の中に入りましても、足を引っ張る心配は無用で、治療にご興味ご関心のある方にとって、実際のプロの方と同じ場で学ぶ機会は貴重なもにのになると思います。
過去において、大学4年(三鷹のICU)の方が将来の医療系に進む可能性を感じて、前もっての知見を広げるために当方のワークショップに参加されたケースもありました。
 
 7、形式、費用、その他
 ・開催要件
種   類 頭蓋仙骨治療レベルT、 〃 U、 内臓マニュピレーション
場   所 吉祥寺の当方のセッションルーム (吉祥寺駅徒歩2分)
定   員 4人
時間、回数 1回約3〜4時間×6回 + 中間復習を1回、(注釈を参照)
開催の枠 14:00〜、17:00(18:00)〜、の2枠から全員の都合の良い枠
( 開始時間もメンバーの都合に合わせて調整可能です )
日   程 日程等の条件の合う希望者が4人集まった時点で、全員で7回の日程を組みます
1〜2週間に1回のペース、通例、3〜4ヵ月かけての開催になります
日程の調整方法は、スケジュール調整の実例(新規ページ) を参照下さい
参加条件 頭蓋、内臓ともにどなたでもOKですが、内臓は当方の頭蓋Ver2を受講した方に限ります
実際、参加される方の半数以上は、医療系の国家資格等の有資格者、若しくは、カイロ、
整体、フェイシャル、オイルマッサージ、等々で開業されている方々です
参加費用 7回分:¥12000×7=¥84000−、一括前払いをお願いしています
参加申込 先ず、所定の事項を記載したEメールにより、個人セッションを申し込み下さい
吉祥寺までおいで頂き、具体的な内容を確認して頂き、正式に参加申し込みとなります
( 注釈:頭蓋における中間復習について )
2回目が終った時点(日程調整の関係で変更の可能性があります)で、人数2人での中間復習を入れています。
この趣旨は、参加者4人では難しい、1人1人の個性に合わせたアドヴァイスを差し上げることにあります。
以上は開催要件の抜粋です、詳しいカリキュラム、欠席の場合の補講の扱い、等は以下のページをご覧下さい
( 但し、現在HP改版作業中であり、このページに記載の内容が優先されます )
 ・ 頭蓋仙骨治療ワークショップ
 ・ 内臓マニュピレーションワークショップ
 
 8、テキスト
・エネルギーと物理の関連について
先ず最初に、エネルギーと物理の関連について、可能な限り言語化した、当方作成の資料を元に学びを進めます。
・指の使い方を詳述したオリジナルテキスト
頭蓋骨に対する指の位置関係を詳細に図示したイラストを使用、練習や復習に活用して頂けます。
以下に、イラストやテキストの雰囲気を示します。
頭蓋への触診のイラスト
 
 9、参加・申込みについて
・ 個人セッションについて
ワークショップに参加希望の方は、先ず当方で個人セッションを受けて頂いています。
これは、実際にお会いして、ご要望等を伺い、提供させていただくものがニーズと合っているかについて確認して頂き、マッチしていることを確認の上でウェイティングリストに入れさせて頂くためです。
この時に、何かご不明な点があれば、是非、直接質問して下さい。
・ 個人セッションでの施術内容について
基本的に、頭蓋仙骨治療及び内臓マニュピレーションについて、施術を体験して頂いています。
同時に、何か愁訴をお持ちの部位に対して、間接法を使った治療を行います。
特に愁訴の無い場合は、足先を触診して全身の歪み等のコンディションを読み、歪みの状態や施術で効果のありそうな部位について提案させて頂き、施術する部位を相談させて頂きます。
・ 軽い力の施術での解放を体験して頂きます
当方の間接法を用いた施術は、患部に対して軽い圧をかけて開放を促すもので、軽い圧をかけて待っているだけで滞りや拘縮、繊維性の歪みが開放されます。
臨床の場で実際に施術をされている方、特に強めに力を使った施術の経験のある方は、この様な軽い圧で治癒反応が起きることについて、一様に驚かれます。
・ お願い
個人セッションでは顔の下に敷くタオル、ハンカチ等を持参下さい。(忘れても大丈夫です)
当方、香料等が激苦手なため、ご配慮下さい。(パフォーマンスが低下してしまう場合もあります)
具体的には、煙草の臭い、石鹸の香料の残り、洗剤・柔軟剤等の香り
(香料等がキツイ場合、ハッキリとその旨お伝えしますのでお気を悪くされないようにお願い致します)

・ 個人セッション申し込み方法
以下の7項目を記入して、メールにて申し込みください < mitani@yf6.so-net.ne.jp
(一般のセッションは受け付け中止の場合でも、 W S のための個人セッションは受け付けています)

★申し込みに際してのお願い
Eメールですが、当方からの返信に対して、『 返信に元のメッセージを含める 』 との設定でお願いします。
当方、色々な連絡をEメールで行っており、元のメッセージが含まれていませんと元のメッセージの確認作業が必要になり、
多大な手間が発生しますので、配慮の程をお願い致します。
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@ お名前、性別、生年月日
A 普段お使いのメールアドレス
B プロフィール、有資格者等、既に施術をされている方は必ずその内容等をお知らせ下さい
C お住まいの場所
D 連絡先(ケイタイ番号等)
E 希望するWSの種類、及び参加希望の動機
F WSに参加可能な概略の曜日、時間帯
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 個人セッションの枠、費用は、以下の通りです(基本的に、通常のセッションと同等です)
  ・枠:14:00〜、18:00〜
  ・時間:1セッション90分〜120分
  ・費用:\15000-
  ・定休日:不定休(1Week当たりで、セッション数の上限を設けています)
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・ 開催までの流れ
@ 個人セッションをお受け頂き、納得して頂ければウェイティングリストに入れさせて頂きます
A 条件に合うメンバーが4人揃った時点で連絡いたします ( 注釈 )
B 参加の意向を確認後、参加者全員で スケジュール調整サイト を使い、スケジュールを調整します
C スケジュールの調整がつくと参加費用の振り込みをお願いします
D 全員の振込みをもって開催が確定になります
 ( 注釈:連絡を差し上げた時点でキャンセルもOKです、その場合キャンセル料等は発生しません )
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・早めの受講を希望される方
条件の合う参加希望の方が4人集まりますと開催になります。
お知り合いの方を誘って頂きますと、早めの開催が可能になります。
 
 10、参加された方の感想
・さいたま市南区のぐち接骨院 野口院長 (2020年のセミナーに参加して頂きました)
私が三谷先生のセミナーに参加しようと思ったきっかけは先生のHPを見たことが始まりでした。
その当時、私は硬膜について色々調べていたのですが三谷先生のHPは情報量と詳細な治療の説明がとても豊富でどんどんと読み進めていました。
頭蓋仙骨治療の理論とアプローチ方法は、私が今まで習った頭蓋仙骨治療とは違うものでプライベートワークショップ参加したい気持ちが日に日に強くなり個人セッションに申し込みをしました。
個人セッションを受けた感想は衝撃の一言でとても興奮したことを覚えています。
先生が私の頭や手・足にかすかに触れているだけで次々に身体の歪みを読み取っていき、リアルタイムで治療による身体の変化を丁寧に説明してくれました。
『こんなわずかな触診で身体の歪みを正確に読み取れるなんて凄い、この技術を是非とも習いたい)と思いにすぐにセミナーに参加する意思を伝えました。
セミナーは少人数制で、クレニオリズム(CRI)を正確に読むことと、間接法という技法が使えることを中心に進められていきます。
毎回、三谷先生によるCRIを正確に読めているかのチェックがあり、触れ方や意識の持ち方をどうしたら良いか個人個人の特性に合わせてアドバイスしてくれます。
(CRIを正確に読むことは難しく私は毎回苦戦の連続でした)
先生は元技術職の方なので車やスピーカーなどの例を出しながら理論的に教えてくれます。
セミナーで習うテクニックの数自体はそれ程多くないのですが、CRIを正確に読んで身体の歪みを見つけそれに対して間接法で歪みを取るという一貫した流れがあるので、テクニックだけを追うセミナーではなくとても実践的な内容となっています。
また、間接法はクレニオテクニックだけではなく骨や筋などの軟部組織にも対応できるので、この技術を知るだけでも参加する価値があると断言できます。
(慣れてくると手に治癒反応をリアルに感じることができるので臨床での結果が本当に違ってきます)
HPにも『他所で頭蓋や内臓を学んでいる方にも、新しい視点が得られる内容だと考えています。』
と三谷先生は書いていますが、全くその通りで少しでもセミナーに参加してみたいという気持ちがある方は是非参加されることをお勧めします。
これまでとは違った大きな気づきが得られると思います。(野口)
 
 11、講師
1999年10月より、吉祥寺の井の頭公園沿いのマンションの一室で、ロルフメソッド の施術者として、キャリアをスタートしました。
頭蓋仙骨治療 につきましては、マーク・カフェル、ジム・アッシャー、2004年よりトム・シェーバーに師事しました。
その様な中で、2009年よりプライベートワークショップとして頭蓋仙骨治療の講座を始めました。
また、2012年の秋より、カイロプラクティックの専門学校の卒後教育のクラスで、触診、及び治療技術について毎週1回の通年の授業で講師をしています。
自分で主宰しているワークショップとは趣がことなり、私にとっても多くの学びになっております。
因みに、大学では機械工学を専攻し、メーカーで10数年間機械 ( 工場等で使われる産業用の製造設備 ) の設計をしていました。
機械設計の経験は、患者の身体全体に対する空間的な認識に、頭蓋仙骨治療に絞ると頭蓋骨を立体的且つメカニカルに認識する時の感覚として、期せずして役立っています。
役に立っていることをハッキリと自覚したのは、専門学校で教える機会を得て、『 何で自分はこの様な施術が出来るのだろうか?』 と言うことを真剣に悩むことになり、その差は空間認識能力に負う部分が大きいことに思い至りました。
まさに、期せずして役立っている訳です。
また、生徒さんに教えていまして、専門学校ですので正式に解剖学を学んではいるのですが、例えば筋肉について、本来施術の為の解剖学なので、暗記等した筋肉が、実際の施術時に患者の皮膚の内側に立体的にイメージ出来れば、そのイメージが正確であればあるほど実際の施術も正確になり、治療効果のアップに直結します。
しかし、一般的に解剖学は座学であり、施術は実技であるため、両者のイメージが乖離している場合が見受けられ、折角苦労して学んで暗記もした解剖学が施術に活かされていない要素を痛感する事態となりました。
言い換えると、折角学んだ解剖学が知識のレベルに留まってしまい、知恵として活かされていない感じなのです。
そこで施術の対象となる筋肉について、例えば大腰筋でしたら、実技の直前の座学の時間に、実際に大腰筋のイラスト描いてもらうことにしました。
この時、単に解剖学のテキストに載っているイラストを渡して、それを描いてもらう方法では、効率が著しく低下します。
この理由は、