頭蓋仙骨治療 U ( エネルギー的側面について )
頭蓋仙骨治療は、頭蓋骨から仙骨までを対象とした手技療法です
このエリアは、物理とエネルギーの両方が象徴的にクロスオーバーした領域だと考えています
この事を出来るだけ明快にお伝えする為に、分けてページを構成しています
治療においては、物理とエネルギーの二つの要素が同時に作用していると考えられます
このことを、エネルギー的な視点から記述しました (2019/7/31)
詳しくは、『 3、 脳幹、中枢神経の治療 (エネルギー&物理)  』 をご覧下さい

頭蓋仙骨治療の施術と併せて、ワークショップ も主宰しております
本ページでは、エネルギー的な側面を文章によりお伝えしていますが、どうしても限界があります
ワークショップでは、頭蓋への治療を題材にして、実技としてエネルギー的な要素もお伝えしています
参加人数は4人と言う少人数のため、色々な質問や疑問に対しても丁寧な対応が可能です
日曜祝日の午後の枠で2人(理学療法士、柔道整復師)参加希望を頂いています

( -- このページを初めて訪れて頂いた方へ -- )
★始めに@ : このページの製作者の治療のポリシー
このページの製作者は、実際の治療家であり、主に物理的に組織を動かす治療を行っています。
エネルギーのみによる治療も可能で、行うこともありますが、基本は物理的な治療を行っています。
これは、主として、プラグマティズムに依拠しており、その方が効果が大きいと考えるからに他なりません。
★始めにA : 記述にあたってのポリシー
人間の身体の物理的な要素は、肉眼で見える世界なのである程度の客観性を担保した記述が可能です。
それに対してエネルギー的な要素は、肉眼では見ることが出来ず、ある意味感覚的な領域になりますので、客観性を担保した記述を心がけてはいますが、困難性が付きまとっている感じもあります。
困難性があるにも拘わらず、この様なページを作成しアップするのは、どの様な物理的な治療においても、エネルギー的な要素は必ず作用しており、その重要性を痛感しているからに他なりません。
因みに、ここでの記述は、『 バイオダイナミクス 』 として学んだ、オステオパシーのジム・ジェラスが体系付けた概念に強い影響を受けています。(注:バイオダイナミクスそのものの概念とは、若干異なります)
バイオダイナミクスにつきましては、ジム・ジェラスのクラスにも過去に参加していますが、殆どはジムの認定した講師である、トム・シェーバーより学びました。(2004年からフェーズ1に参加、最上級のフェーズ9まで終了)

1、エネルギーの存在、及び知覚
先ず人間の存在について考察してみましょう。
私たちは、実際の身体の存在により、人間の物理的な要素を認識できます。
同時に、生きていると言うことは、上記物理的な要素に生命エネルギーが付加された状態とも考えられ、この様に考えることで、エネルギー的な要素も認識できると思います。
要するに、人間の存在には、物理的側面とエネルギー的側面の、2つの要素があると思います。
この様に、人間の存在には2つの要素があり、その前提で話を進めますが、『 頭蓋仙骨治療のエネルギー的側面 』 と言いましても、雲を掴むような感じで、殆どの方はピンと来ないと思います。
そこで、頭蓋仙骨治療において、物理的要素とエネルギー的要素が、クロスオーバーしていることが象徴的に現れていると感じられるケースから説明を始めます。
前のページで、頭蓋仙骨治療(T)として物理的側面についてお伝えしました。
物理的側面についての治療を要約すると、『 頭蓋骨は一定のリズムで膨らんだり閉じたりの動き(クレニオリズムインパルス:CRI )を繰り返しており、この物理的な動きを整えること 』 となります。
私の場合、治療は右に示した様な触診からスタートします。
物理的な触診により、閉じたり開いたりの動きを読み、その動きのアンバランスから歪みを掴んで、リリースして行きます。
そして、頭蓋の(物理的な)歪みを開放して行くと、全く同じ触診でもう少しゆっくりした( 物理的動きでは無い )幾つかのエネルギーの動きを感じる事が出来ます。 ( それなりの熟練は必要です )

同じポジションの触診で、
物理的な動きから
エネルギー的な状態まで、
知覚することが出来ます
この時、物理的な動きは1種類ですが、エネルギー的な動きは数種類の異なる動きが同時に発生しています。
頭蓋以外の部位でも、全く同じ手の位置で物理的な動きとエネルギー的な状態は読めますが、頭蓋への触診が最もリアルに読める感じなのです。
この事が、『 頭蓋仙骨治療は、物理的要素とエネルギー的要素が、象徴的にクロスオーバーした領域である 』 と考えている理由の1つになっています。
これらの、物理的動き及び幾つかのエネルギーの状態を表にすると以下のようになります。
 種類  サイクル  説明
クレニオ・リズム・インパルス (略して: CRI ) 10〜15回/分 物理的な動きの伴うリズム
ミッド・タイド (tide : 潮、または汐) 2〜3回/分 エネルギー的なリズム
ロング・タイド 約90秒 エネルギー的なリズム
単純な流れ サイクルは無し エネルギー的な流れ
ヘルス サイクルは無し ただただ、曖昧模糊としている‥‥
表の説明
物理的、エネルギー的、合計5段階の動きを表にしましたが、表の下側に行けば行くほどゆったりして気持ちの良い状態となり、リラックス効果も大きくなります。そして最も大きなリラックスは、私自身がこの5つのリズムに同時に同調する事により、5つのリズム全てが呼び覚まされた状態となります。
また、同調状態を下から上に戻す事も可能ですが、そうしますと、受け側はかなりの不快感を感じてしまいます。
これは、心地よい眠りから無理に起こされる感じで、実験的に確認しているだけで、実際の治療ではいたしません。
そして、これらのステップは、私には、物理的治療の延長線上にエネルギー的治療が存在し、物理的な緊張がリリースされることにより、『 緊張と言うドア 』 が自然に開き、人が本来内側に有している癒しの波動が身体に満ちて来る、そんなふうにも感じられます。
一般的な傾向として、頭蓋骨の物理的な歪みをリリースして行きますと、それまでの緊張がほぐれ、患者さんに深いリラックスが訪れ、ミッドタイド以下のエネルギーの動きが現れて来る場合が多いです。
これは、緊張と言うブロックがリリースされて、その奥に隠れていた、本人の元々持っていた、若しくは神からのギフトである、生命のエネルギーが呼び覚まされる、そんな感じがします。
ここで、『 呼び覚まされる 』 と言うのは、施術者(私)が患者の存在に同調する事により、共振現象を誘発させ呼び覚ましている、と言う感覚も、若干ですが含まれている様に感じます。
(注)ここでの『 神 』 は特定の宗教的な意味はありません、『 絶対的な無限の存在 』 と言う様な表現も可能です
そして、この感覚は、頭蓋仙骨治療における、『 エネルギー的な要素の治療 』 に共通する感覚でもあるのです。
更に、この感覚は、『 施術者の意識のあり方 』 として、『 意識の広さ 』 及び『 意図を持たない 』 と言う2つの項目と密接に関係しています。
この意識のあり方について下の表にまとめ、更にもう少し詳しく説明します。
 意識のあり方  説明
@、意識の広さ 患者に生命エネルギーの現出が誘発される為には、施術者に『 意識の広さ 』 が
要求され、それは広ければ広いほどスムーズに誘発されます
この意識状態は、『 拡大された意識 』 と呼ばれることもあります
広さの範囲を具体的に表現すると、以下の様になります
・ 患者の皮膚を境界としたレベル
・ オーラのレベル
・ 治療室のレベル
・ 地平線・水平線のレベル
・ 地球のレベル
・ 宇宙のレベル
A、意図を持たない 施術者の意識の広さにより誘発された 『 生命エネルギー 』 は、そのまま治療
の為のエネルギーに誘導することができます
その為に必須なことは、『 意図を持たない 』 と言うことになります
誘導しようとする意図さえも、誘導の妨げになります
意図の例としては以下が挙げられます
・ クレニオリズムを感じよう
・ 治療して治してあげよう
・ 癒しの生命エネルギーを呼び覚まそう
 etc ・・・・
@、意識の広さ
前述の通り、患者に生命エネルギーの現出を誘発する為には、施術者の意識の広さが必要で、広ければ広いほど良い感じです。
この意識状態は、しばしば、『 拡大された意識 』 と呼ばれています。
実際に頭蓋仙骨の施術を受けてみますと、施術者の意識の広さは、広ければ広いほど心地良く、開放感があり、そして治療効果に直結していると、私には感じられます。
そして、エネルギー的な治療として効果を上げる為には、最低でも上記の、『 地平線・水平線のレベル 』 まで意識が拡張されていることが望ましい感じです。
施術者の意識が拡張されておらず、狭い範囲に留まっている場合、患者の存在(エネルギーも含む)もその範囲に留まってしまう感じで、これでは生命エネルギーの現出は望めないように感じられます。
また、この、『 拡大された意識 』につきましては、アメリカ人のヒーラーである、バーバラ・ブレナン女史がその著書 『 光の手 』 の中でも詳細に述べています。
このページの下にある補足、 『 ブレナン:拡大された意識 』 にその一部を抜粋しています。
A、意図を持たない
エネルギーと言うものは、ある意味で、意識状態と親和性が高いものです。
そして、施術者がなにがしかの意図を持つと、その意図により、エネルギーの自然な流れは往々にして阻害されてしまいます、と言いますか、経験上、ほぼ100%近く阻害されてしまいます。
これは、私たちは、多かれ少なかれ意識の中にエゴイズム(仏教では煩悩)を内包しているからであり、意図の中に内包されているエゴイズムの作用により、エネルギーの自然な流れが阻害されてしまうのでは無いかと私は考えます。
では、エゴイズムが完璧に除かれていればどうなるのでしょうか?
その様な状態の1例として、『 100%の無条件の愛 』 が私には考えられますが、完璧な無条件の愛が体現できていれば、その意識による意図は、エネルギーの流れを阻害しないと思われます。
ですので、キリストが起したとされる奇跡は実際に存在したと私は考えています。
話を戻しまして、所詮私たちは、容易なことではこの様な無条件の愛の体現は困難であり、そうであれば、そもそもの意図を排して、エネルギーの自然な流れに任せた方が治療効果もアップする、と言う事実が現れて来るのだと私は考えます。
この、『 意図を持たない 』 については、物理的な側面のページの触診のところでも、『 正確な触診の為に必要な項目の1つ 』 として、お伝えしました。
ところが、治療に於けるエネルギー的要素に着目した場合、触診に留まらず、治療全般についてもこの事が重要になり、エネルギーを操作しよう、等々の意図をもった瞬間に、エネルギーの流れが乱れてしまったり、場合によってはエネルギーが隠れてしまったりして、治療反応が止まってしまう場合があるのです。
以下、頭蓋仙骨治療Tでの、『 意図を持たない 』 に関する記述を抜粋して再掲示します。
『 意図を持たない 』 に関する記述の抜粋した再掲示
 頭蓋仙骨治療T > 3、施術のポリシー > @触診技術 > 陥りやすい誤り
(前略)
この時に往々にして陥り易い過ちは、治療しようと言う意図により、歪みの情報を取りに行ってしまう事です。
取りに行きますと、指先が緊張し、微細な情報を知覚出来なくなり、また情報を取りに行く意図が更に強いと、
エネルギー的に頭蓋の動きや生命力を抑えてしまう事さえあります。
(中略)
では、取りに行かずに、どうすれば情報を知覚できるのでしょうか?
言葉で現すのは難しいのですが、『 患者:治療家 』 としての存在を、『 50%:50% 』 に保って待っていれば、
情報が自然に入って来る感じです。
★ここで、ここまでの内容をまとめてみます
以上を踏まえて、頭蓋仙骨治療のエネルギー的治療の急所は、以下の2点に集約されます。
T、意識を広大な広さまで拡張して、患者に生命エネルギーが呼び覚まされるのを待つ
U、生命エネルギーが呼び覚まされたら、意図を排して(若しくは最小限にして)治療反応が起きるのを待つ
文章で現すと、拍子抜けするくらい簡単ですが、急所はこの2ステップのみになります。
これだけで、患者に呼び覚まされた生命エネルギーは、自然に治療にシフトして行くのです。
しかし、上記は、矛盾を内包していることにお気づきでしょうか?
施術者は、あくまで治療としてクライエントさんに相対している訳でもあります。
ワンセンテンスで表現しますと、『 治療しようと言う意図を持たずに治療する 』 と言うことになます。
矛盾している様に感じられませんか?
実は、この兼ね合いと言いますか、心のバランスの取り方が難しいのです。
2、脳、及び中枢神経の治療 ( エネルギーのみを使った治療 )
ここでは、頭蓋仙骨治療でのエネルギー的アプローチで、しばしば使われる治療をお伝えします。
@、両手のポジション
両手のポジションは、色々なパターンがありますが、代表的なポジションとして以下の2つを挙げます。
このページの最初にお伝えしたように、同じ触診のポジションで、物理的な動きやエネルギー的な状態の両方を知覚できるのですが、同様に、同じポジションで複数の箇所のエネルギー的な状態を知覚できます。
T、少し離してエネルギーを感じます U、後頭部を下から直接ホールドします
T、及びUのポジションで知覚可能なエネルギーパターンの1例を以下に表にします。
ポジション 知覚できるエネルギーパターンの1例
T、離した
 ポジション
・脳幹から中枢神経の、全体的なエネルギー的コンディション
・大脳の左右のバランス
・小脳の左右のバランス
・下垂体、松果体、頚動脈腺
(このページの下の、ヘッドトライアングル のところで詳しくお伝えしています)
 etc ‥‥
U、ホールドした
  ポジション
・脳幹から中枢神経、これらの全体的な、物理的&エネルギー的コンディション
・小脳テント(大脳と小脳を隔てる膜)の左右バランス
・部分的なエネルギーの固着、滞り
 etc ‥‥
(注釈)
この時、同じ器官のエネルギーの状態を、異なるポジションで知覚することも可能です。
異なるポジションで知覚した場合、原則は同じ状態に知覚されるのですが、若干異なった状態に知覚されることもしばしばあります。
この様な場合、エネルギーの状態がそれだけ歪んだ状態にあると考えられます。
通例、知覚したポジションのままで治療にシフトして行く場合が多いのですが、どのポジションで知覚し治療にシフトするかにより、治療反応も微妙に異なって来ます。
どのポジションを選択するかは、ケースバイケースで総合的に判断することになります。
A、治療の方法 ( 基本は意図を持たないアプローチです )
上記の様なポジションで、無心でクライエントさんの脳から中枢神経を感じます。
歪みや滞りがある場合、それらが知覚されますが、やはり無心の状態を保って静かに待ちますと徐々に生命エネルギーが内側から動き出す感じで、開放や治療反応が起こります。
ここでの急所は、繰り返しになりますが、生命エネルギーを呼び覚まそうとか、治療反応を起こそうとか、これらの意図を持たないことになります。
・意図を持って治療場合もあります
そうは言いましても、極々軽い意図を持って行う場合もあります。
例えば、何か特定の強い愁訴があった場合、エネルギー的にあたりをつけて捜すような場合もありますが、あくまで周辺視野で目立たないように捜す感じになります。
B実際の治療
以下、幾つかの具体的な部位におjける、実際の治療反応についてお伝えします。
・大脳について
大脳は物理的に右左に分かれ、上下に折り畳んだ形状をしており、その内側に島と呼ばれる部分があります。
左右の大脳の中心部に、脳幹と呼ばれる部分があります。
大脳につきましては、折れの強さやエネルギー的な捻れ、左右のバランス、等々を調整し、緊張をリリースする事が出来ます。

脳の模型
( 大脳の左側を取り外しています )
・小脳について
小脳は物理的には左右が繋がっていますが、エネルギー的には左右に分かれており、左右独立にエネルギーが放射状に拡散している感じです。
このエネルギーですが、固着していたりムラになっている場合があり、左右同じ様に気持ちよく拡散する感じに調整を行います。
・小脳テントの調整
小脳テントとは、『 頭蓋仙骨治療(T)』 でも説明しましたが、再度右の模型に沿って説明します。(右下のイラストも参照下さい)
先ず、左右の大脳を隔てる、『 大脳鎌 』 と呼ばれる、まさに鎌の形状をした膜組織があり、この大脳鎌が下部で両側に分れるようにテント状の膜を形成し、大脳と小脳を上下に隔てています。

小脳テント
エネルギー的にも
物理的にも治療が可能です
この小脳テントですが、物理的な治療と、エネルギー的な治療が可能で、ここではエネルギー的治療についてお伝えします。
後頭部を両手でホールドしていますと、小脳テントの左右のアンバランスを感じることができます。
アンバランスを知覚できれば、前述のようにただ無心に待っていると生命エネルギーにより、治癒反応が起こり、バランスが改善されます。
・脳幹及び中枢神経
以上お伝えした、大脳、小脳、小脳テント、及びこれからお伝えする脳幹から中枢神経、等々を略図として表したイラストを右に示します。
左右の大脳からは神経が出て、身体全体の各部と情報をやり取りしているのですが、その大部分は中枢神経として、一部分が脳神経として、身体に張り巡らされています。
この中枢神経ですが、脳のすぐ下が『 脳幹 』 と呼ばれ、徐々に枝分かれして、下に行くほどその束は細くなって行きます。
この部分は、ちょうど木の幹のような感じになります。
これらの、脳から脳幹、中枢神経をエネルギー的に調整する事が出来ます。
治療方法は、やはり、ただ無心に拡張された意識で、捻れやアンバランスを感じているだけです。
こんな感じで待っていますと、捻れやアンバランスは徐々に解れて行きます。
<参考>
脳幹から中枢神経は、『 頭蓋仙骨治療T』 でもお伝えし、このページでもこの下にお伝えしているように、エネルギー的な知覚を基にして物理的なアプローチでも開放が可能です。
ここでお伝えしている、エネルギーのみの治療との使い分けですが、表現を変えると、物理的な治療とは『 物理+エネルギー 』 の治療となり、エネルギー的な治療とは『 エネルギーのみ 』 の治療となり、先ずエネルギー的な治療を試みて、その感触により、必要に応じて物理的な治療を行う形がバランスが良いと思われます。
・下垂体
下垂体は、エソテリック的にはアジナチャクラ ( 第3の目 ) を司る器官で、エネルギーが凝縮された感じで知覚することが出来ます。
このエネルギーが、位置的に左右どちらかの方向にズレている場合があり、調整が可能です。
<参考>
下垂体も、物理的な施術は可能です。
やはり使い分けとしては上記のようなエネルギー的に左右バランスがズレている時は、エネルギー治療が有効になります。
また、下垂体はホルモンの分泌を司っていますが、ホルモンの分泌の改善等を意図(1例としてバセドウ病)する場合、物理的な施術が効果的でしょう。
(下垂体は、松果体、頚動脈腺とで3角形を構成しています、詳細は補足の
ヘッドトライアングル 』 を参照下さい)
 (2019/7/31 : 追記)
★頭蓋仙骨治療において、物理的な要素とエネルギー的な要素が渾然一体となって作用してしています
3、脳幹、及び中枢神経、硬膜、硬膜管の治療(物理とエネルギーを両方使った治療)
ここまでの記述は、エネルギーの作用を理解していただく為に、脳、及び脳幹に対してエネルギーのみを用いた治療を中心にお伝えしました。
実際の臨床では、上記の下垂体の様にエネルギーのみの治療を行う場合もありますが、特に意識しない物理的な治療が一般的であり、この場合は、エネルギー的な要素と物理的な要素は渾然一体となっています。
また、この様な場合、施術者がエネルギー的な働きや要素について、(目に見えづらい為)全く気が付いていない場合も多いと思われます。
本項では、頭蓋仙骨治療Tで 『 脳幹、硬膜の開放 』 として取り上げた部位について、そのエッセンスをエネルギー治療の観点からお伝えします。
3−1、エネルギーに対する知覚
以下に話しを進める前に、エネルギーに対する知覚について、お伝えします。
ここまで、主に治療におけるエネルギーの作用についてお伝えして来ました。
また、エネルギーの作用を治療家が全く気が付いていない場合についてもお伝えしました。
同時に、患者の側からみても、物理的な施術は判り易いですが、エネルギー的な作用は目に見えづらく、従い判りづらいものの様で、患者の感覚の個人差もかなり大きい感じです。
この様な中で日頃感じていることは、エネルギー的な治療において安定した効果を出すためには、治療家がエネルギーの存在や動きをや知覚出来ていることが重要である、と言うことです。
ここで『 安定した 』 と但し書きをつけたのは、頭蓋仙骨やエネルギーヒーリングにおいて、効果が出たり、出なかったり、不安定である、と言う話をしばしば耳にするからです。
話しを戻しまして、この治療家自身のエネルギーの知覚も、エネルギーは目に見えづらいものなのでやはり個人差が大きい様です。
上記、『 目に見えづらい 』 と書きましたが、実は見える場合は見えています。
これにはアジナチャクラが関係していると思われ、アジナチャクラをフルオープン、若しくはフルクローズした場合を比較すると、フルクローズすると知覚される情報量が一気に減少するからです。
このことは同時に、エネルギーを知覚出来る場合であっても、それはアナログ量として量的に個人差がかなりあると思われます。
そもそも、エネルギーの知覚の場合、何をもってエネルギーを知覚するかについても個人差が大きいようで、知り合いの風水師によると風水資格試験というものがあり、試験には実技も含まれ、エネルギーの知覚には5種類のタイプがあるそうです。
いずれにしましても、治療家自身が治療におけるエネルギーの存在を、何等かの方法でどこまで知覚出来ているかがエネルギー治療の効果を左右することは間違いないでしょう。
3−2、抹消神経から中枢に向けての歪みの開放
指先の末梢神経へのアプローチで、
末梢神経から脳までの開放を促します
指先の抹消神経を動かすことで、中枢神経から脳幹までを物理的に動かすことが出来ます。
動かすことが出来れば、抵抗の少ない方向に動かし、その可動域端で動かした方向に圧をかけ続けることで治癒反応、即ち開放を促すことが可能です。
この時、この様な深い部分への物理的アプローチは、そのアプローチが目的とする部位に届いているか否か、必要とする部位のみを的確に動かしているのか、これらの判断をベースに行われる必要があります。
と言いますか、施術者にこの様な判断を下す為の知覚が無いと、そもそも施術として成立しないでしょう。
では、判断を下す為の知覚とは、どの様なものなのでしょうか?
指先の末梢神経を物理的に動かしている訳ですから、もし、末梢神経から中枢神経、脳の中心の脳幹、等々を目視で確認可能であれば、末梢神経を動かすことに伴ってこれらが動かされているか否かの確認が可能となり、治療として成立することになります。
しかし、対象は深い部位ですから、通常の私たちの感覚で目視で確認できる範疇にはありません。
にも拘わらず、それなりの研鑽を積んだ治療家にとっては、通常の目視の範疇を超えたレベルでの知覚により、認識が可能な場合があります。
この様な場合の治療におけるエネルギーの認識には、大別して2つの種類があり、以下に表します。
知覚の種類 説明
治癒エネルギーの知覚 物理的な部位に於いて、治癒エネルギーが発生し、活性化している感覚
誘発されたエネルギーにより、治癒反応が促されている感覚
エネルギーフィールドの知覚 エネルギーフィールドとも表現されるものが実際に動く感覚
物理的な夫々の組織の動きに伴って、その組織のオーラも動いている感覚
以上、これらのことが空間から知覚可能であり、これらの感覚を用いながら、物理的な治療を行うことになります。
今回説明している施術では、原則は抹消(指先)を回転方向に物理的に動かしますが、回転にはその回転の軸が存在し、設定した軸に対して、正確に回転させることが必要です。
また軸そのものに対しても、腕から手に対する回転軸の空間的な位置、回転軸の角度、回転の方向(右回りor左回り)、回すときの強さ、等々の色々なファクターが存在し、これらがよりベターなもの、と言うよりベストなものに近くないと、治療効果は殆ど出ません。
そこで上記2項目を知覚しながらリアルタイムで微妙にコントロールし、末梢神経から脳幹まで、物理的に徐々に治癒反応を促しながら、動いて行くように施術を行います。
脳幹まで伝わりましたら、回転方向の可動域の端で圧をかけ続けて治癒反応、開放を促しますが、やはり上記2項目を知覚しながら、かけ続ける圧も微妙にlコントロールし、より効果的なな開放が起きるように促します。
ここで重要なことは、これらの施術は拡大された意識状態で行う必要があり、意識の広さが狭いと、治療効果は一気に低下します。
得てして、施術行為そのものに気を取られると意識が狭くなり、治療効果を低下させてしまいます。
また、繰り返しになりますが、以上の施術は、指先からの物理的な感触のみでは不可能で、空間からエネルギーの状況を知覚し、それに基づきリアルタイムで物理的なアプローチの微修正を繰り返すことで可能になり、エネルギーの知覚が不十分ですと、この様な治療は全く成り立ちません。
そして、これらのエネルギーの知覚は、元々はアメリカのオステオパシー大学の教授であったトムシェーバーよりバイオダイナミックを学ぶことを通じて掴むことが出来ました。
従い、これらの知覚は私だけの固有の感覚ではなく、ある程度共通の感覚であると考えられ、同様の感覚を有している治療家が仲間の中に幾人も居ます。
また、この様な知覚を臨床でどのように応用して使うかは、治療家の個人的なキャラクターに負うところが多いように感じています。
同時に、この様な感覚は本来言語化は難しく、言語化する過程でどうしてもズレが発生するものであり、実際に言語化してみると、人により違ったものになりそうです。
3−3、脳幹、中枢神経から抹消に向けての歪みの開放
前項では、抹消より中枢の深部に向かう施術を例にお伝えしました。
ここでは、深部から抹消に向かう施術をお伝えします。
また、『 頭蓋仙骨治療T物理的要素 』 では、同様な施術におけるメカニカルなアプローチに必要な諸々の細かい点をお伝えしていますので、この項ではエネルギー的な要素を中心にお伝えします。
施術としては、写真に示したように、掌を大きく使い、頭部を左右よりホールドし、表層を物理的に動かすことで、内部の組織も徐々に動いて行くように掌から指先までをコントロールしながら、物理的な動きを脳幹まで届かせます。
ここでの施術も、脳の内部の夫々の組織のエネルギーフィールドの動きを知覚しながら、掌から指先を微妙にリアルタイムでコントロールし、表層から深層へと組織を動かして行きます。
具体的な掌とか指の運用は、『 頭蓋仙骨治療T物理的要素 』 での記述をご覧下さい。
物理的なアプローチが脳幹まで届きましたら、脳幹を動かすことにより間接法による治療に移ります。
この段階では、夫々の組織のエネルギーフィールドの動きの知覚と平行して、治癒エネルギーによる治癒反応の起こり具合について治癒エネルギーの動きも知覚し、これらの複数のエネルギーの知覚に対してリアルタイムで掌から指先を微妙に操作して、治癒反応が脳幹から中枢神経に下って行くように促します。
実際に、胸部、腰部、仙骨、と治癒エネルギーが活性化して反応が進んで行くのを知覚可能です。
これらの操作は、前項の指への施術とは異なり、複雑に重なり合った組織の中心部にある脳幹を物理的に操作する必要があり、かなり神経の集中を必要とする施術になります。
繰り返しになりますが、神経を集中すると同時に、施術中全部を通して、意識は拡大されている必要があります。
そして、この様に治療には多種多様な要素があり、これらの各要素についての総和が治療効果となって現れて来ます。
3−4、エネルギー的な要素と、物理的な要素について
以上、効果的な頭蓋仙骨治療の為には、エネルギー的な要素と、物理的な要素を、同時にフルに用いて施術を進める必要があることをお伝えしました。
施術における、エネルギー的な要素と物理的な要素は異なるものであり、この辺りに施術者の個性が現れて来ると思われます。
そして、効果的な物理的な治療の為には、エネルギー的な知覚も必要になります。
それに対して、純粋なエネルギー的治療に於いては物理的な要素は不要と言うことになります。
但し、エネルギー治療だけで治療家として喰って行くのはかなり困難な感じで、やはりこれらの折衷案として治療の世界は成り立っていることになります。
4、頭蓋仙骨治療のエネルギー治療の実例
実例としまして、幾つかの具体的な治療を説明しています。
頭蓋仙骨治療(その応用) 
☆ セッションの受け方の説明は コチラ ☆
☆ セッションルームの場所(吉祥寺駅徒歩2分) ☆
ご質問、お問い合わせはお気軽に

< 以下、補足です >
補足1、 バーバラ・ブレナンのヒーリング:意識の拡張
バーバラ・ブレナンの著書の『 光の手 』 は、1990年代の後半に著され、当時のヒーラー及び、ヒーリングを指向する人たちの中で、バイブル的なベストセラーになった本です。
私は、1999年に開業しましたが、当時、知人に薦められて購入して読んでみました。
しかし、難解で全然理解出来ませんでした、(>_<)。。
2015年、思うところがあって再度読んでみましたところ、ビックリするくらい内容に共感する部分がありました。
何にビックリするくらい共感したかと言いますと、彼女は、患者のオーラをリーディングしてオーラの乱れから疾病の状況を掴み、オーラの乱れをヒーリングすることでエネルギー治療を行っているのですが、これらの知覚のベースになる能力を『 超感覚知覚力 』 と名づけ、この能力の開発の為には、『 拡張された意識 』 が必要だと説いているのです。
期せずして、ブレナンと同じことを実感してた訳です。
この事は、冒頭の、『1章、未知の領域:治療体験 』にかなり詳細に記述されています。
また、『 意識の拡張 』 については、神智学の中でも述べられており、普遍的な要素の気がします。
自分自身の体験として、意識の拡張による生命エネルギーの現出に辿りつけたことは、幸運なことであると感謝しています。(神に感謝???)
★以下、ブレナンの『 光の手 』 の冒頭の部分を引用してお伝えします。
(超感覚知覚力を使ってリーディングする事の説明、16ページ)
治療のあいだ、私は「超感覚知覚力」を使ってジェニーのエネルギトフィールド、あるいはオーラと呼ばれるものを念入りにスキャンしてみた。すると、子宮の左下部に異常な細胞が見えた。と同時に私は、なぜ彼女が流産したのかも知った。異常細胞はちょうど胎盤が作られる位置に見られた。さらに私には、ジェニーの状況を説明しそれに対してどう対処するべきかを告げる言葉が聞こえたのだ。
(超感覚知覚力を使って治療する事の説明、18ページ)
私は一人一人を取り囲むように存在するエネルギーフィールドのバランスを元に戻す治療を行なう。
私はこれをヒューマンエネルギーフィールド(HEF)と呼んでいる。このエネルギーフィールドまたはオーラは誰にでもあり、肉体を取り囲み、肉体の中にまで入り込んでいる。このエネルギーフィールドは健康と密接に関係している。超感覚知覚力(HSP)は、通常の感覚知覚の範囲を超えて物事の本質を知る方法である。
(超感覚知覚力を開発するために必要な事の説明、22ページ)
超感覚知覚力の開発には、拡大された意識に入る必要がある。
その方法はたくさんあるがメディテーション(瞑想)はもっとも有用である。メディテーションを行なう方法はたくさんあるが、一番自分にあった瞑想法を見つけることが大切だ。
補足2、 内分泌腺の調整 (ヘッドトライアングル)
脳の内部には、右の図に示すように、チャクラに対応した3つの内分泌腺があります。
これらは本来正中線上にありますが、左右に偏っている場合があり、エネルギー的な調整により、正中線上に揃えることが出来ます。
調整は、先ず、アジナチャクラから行います。
下垂体をエネルギー的にリーディングしていると、ほどなく左右に振り子のように動き出し、行きつ戻りつしながら徐々に振幅が小さくなり、自然に正中線上に収まります。
続いて、松果体、頚動脈腺と調整を行い、最後に3角形として正中線上に収まるように調整します。
頚動脈腺につきましては、左右に広がり、下垂体・松果体とともに三角錐となる場合も多いです。
施術を受けていて、これらの内分泌腺がエネルギー的に左右に動く動きを感じられる方も多いです。
また、クライエントさんがリーディングとかチャネリングをされている方の場合、下垂体がエネルギー的に額から浮かんで来たり、トライアングル全体が物理的な頭蓋より大きく広がる場合もあります。
因みに、調整と言いましても、正中線上に戻そうとの意図は特にありません。
ただじっと待っていると、クライエントさんの内分泌腺のエネルギーが自然に解れ、その動きはご本人の気持ちの良いように自発的にストレッチしながら収束して行く感じです。
以前、ヒーラーをされている方が来てくれました。
セッションは仰向けになっていただいた状態で行い、最後に下垂体の調整をしていいると、下垂体が額から浮き上がって来て、20センチメートルくらい上がって止まり、ピカッと光って周りにエネルギーを放射しました。
『 ああ‥‥、この方はこんな感じでリーディングをされているのかなぁ〜 』 と感じた事があります。

(HP製作者のつぶき:2016/2/25)
今回の、『 頭蓋仙骨治療U:エネルギー的側面 』 の更新に当り、自分の考えるエネルギー的な要素をどの様に整理して記述するか、相当な苦心が発生しました。
予想はしていましたが、実際に書き始めてみて、従来のページとは根本的に違ってしまうことが明らかになり、早い段階でそれまでのページは内容全面削除、『 現在更新ページ作成中です、頭蓋仙骨治療Tがニュートン力学だとしますと、頭蓋仙骨治療Uは、アインシュタインの相対性理論の様な気がしています、(^^) 』 と言うコメントのみにしました。
頭蓋仙骨治療は自分の中で中心的なアイテムであり、色々な場所で教えたり、また生徒としてワークショップにも毎年参加しており、経験則的に色々な概念が蓄積しており、これらを元にして新しくページを構成し、文章化する材料は十分に揃っている感じはありました。
更に、『 この感じは、恐らく間違いないだろう 』 と言う確信めいたものまであったのですが、いざそれらをWebのページとして表現するとなると、全体としてはどの様な構成で、各々はどの様な切り口で表現したら良いのか、一筋縄では行かないのです。
結果、この様なページが出来上がりました。
物理的な側面のページの最後にも書きましたが、物理的な側面とエネルギー的な側面に分けてWebを構成する構造での最初に更新は2011年で、足かけ5年の歳月を経て、ようやくある程度意を尽くせるレベルに近づけた感じです。
更に振り返ると、当 Web sait http://www.rolf.jp/ を立ち上げたのが2004年の春でした‥‥。
(HP製作者のつぶき、そのA:2019/8/1)
今回、『 頭蓋仙骨治療T: 物理的側面 』 に、脳幹及び中枢神経に対する物理的なアプローチを追記しまして、それに伴い、この『 頭蓋仙骨治療U: エネルギー的側面 』 にも追記を行い、併せて全面的な見直し作業に取り掛かっています。
施術自体も徐々にレベルアップしており、HPもそれに合わせて追記となりました。
今回も、物理的側面とエネルギー的側面に分けてページを構成していることにより、複雑な事象をそれなりにまとまった形での記述に繋がった感触があります。
エネルギーと言う、目に見えない世界を少しでも理解して頂けると嬉しいです、(^^)。。