内容を見直しました(2024/6/26)
頭蓋ワークショップ、レベル2
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頭蓋ワークショップレベル2のポリシー
レベル1では、基礎的な触診技術にウェイトを置いたカリキュラムになっています。
レベル2ではその延長線上として、実際の治療に役にたつ各論的な技術をお伝えします。
間接法についても、その対となる直接法、間接法:直接法、に対して対となる中間法、これらについても、臨床で使えることを意図してお伝えします。
例題として挙げている実技は、それを習得することで応用力が養われる技法を選んでいます。
頭蓋ワークショップレベル2の現状
頭蓋ワークショップレベル2は、現在は設定されていません。
4人の方より希望を頂ければ、新たにカリキュラムを見直し、開催致します。
頭蓋ワークショップレベル2 (応用編) の内容
回数  テーマ  内容
レベル1の復習 レベル1の急所の部分を復習します
キーパーツの開放 側頭骨、後頭骨、篩骨について各論的な開放
及び、頭蓋仙骨治療における開放の考え方について
顔面下部の開放(上顎エリア) 上顎エリア(上顎骨、口蓋骨、蝶形骨)
副鼻腔炎の治療(エネルギーワークの入門)
顔面上部の開放(眼窩エリア) 眼窩表層の開放(頬骨、上顎骨、前頭骨)
眼窩深層の開放(蝶形骨と前頭骨)
頭蓋中心部の開放 蝶形骨と後頭骨の接合部(ベイシュラージャンクション)の開放
仙骨および中枢神経の開放 仙骨の物理的な開放
坐骨神経から中枢神経への治療
各回の詳しい内容は、本ページの下に レベル2の詳しい説明 にて説明しています。
頭蓋ワークショップレベル2、概要
回数、時間 1〜2週間に1回、合計6回、1回約3〜4時間 + 中間復習1回
月  日 月日・ 時間帯・開始時間 を参加者の都合に合わせて設定
時 間 帯
( 開始時間は調整可能 )
午後 14:00 〜
17:00(18:00)〜
定  員 4人
申し込み方法 原則として、当方よりレベル1終了の方にこちらよりお知らせします
参加対象者 ・レベル1修了の方
・既にクレニオを学ばれていて、より高度な技術の習得に関心のある方
(レベル1未修でレベル2参加希望の方は、個別に問い合わせ下さい)
費  用 (1人分) ¥84000− ( 一括前払いになります )
場  所 当方のセッションルーム(吉祥寺駅徒歩2分)
日  程 スケジュール調整サイト 
を使用し、予備日を含めて全員で事前に決めます
メンバーに、用事
等が出来た場合
・ 1人用事の場合:補講で対応、若しくは次回繰り越し
・ 2人以上用事の場合:次回に繰り越し
補講について 希望により、予備日を使って欠席の分を補講します
この時、他のメンバーは練習相手として無料で参加頂けます
補講費用は、1回につき ¥12000− となります
時間等の枠は、通常のセッションに準じます
運用について 極力弾力的に調整させて頂きます
★ 一旦納入して頂いた参加費は、当方の都合で中止以外は返却いたしません。
★ 参加に当たっては、最新の情報の確認をお願い致します。

レベル2の詳しい説明
1回目、レベル1の復習 : レベル1の急所の部分を復習します
・ レベル1では、ブレスオブライフを知覚し、それを発展させることで以下の二つの要素について詳しくお伝えしました。
@ 物理的な侵害:触診の指先の物理的な圧が強いと、患者のCRIの動きを抑えてしまいます。
A エネルギー的な侵害:治療しようとする意図が強いと、患者の脳の働きを抑えてしまいます。
★レベル1でお伝えしたテクニック(参考)
 ・  触診:ブレスオブライフの知覚、頭蓋を動かしているエネルギーを知覚します
 ・  リフト:触診しているポジションで、骨片を引き上げるように動かすアプローチです
 ・  リリース:間接法による、鱗状縫合のリリース、矢状縫合のリリース、
 ・  リラックスアプローチ:エネルギーを暖めるCV4、エネルギーの循環を促すEV4
 ・  小脳テントの開放:耳引っ張りにより脳のコンディションを診ることが出来ます。
 ・  仙骨の開放:(レベル1よりも高度な)エネルギー的開放、及び 物理的開放
2回目、キーパーツの開放 : 側頭骨、後頭骨、篩骨について各論的な開放
2回目は、側頭骨、後頭骨、篩骨について各論的に頭蓋仙骨治療における意味をお伝えします。
同時に、エネルギーワークについて、特に特に物理的治療とエネルギー的治療の関わりについてお伝えします。
3回目、顔面下部の開放(上顎エリア) : 上顎骨、蝶形骨を中心に上顎エリアの開放
物理的な技法の例として、上顎エリア(上顎骨、口蓋骨、蝶形骨)の開放
エネルギー的な治療の入門として、副鼻腔炎の治療をお伝えします。
4回目、顔面上部の開放(眼窩エリア) : 眼窩表層の開放、眼窩深層の開放
実際の治療でニーズの高い、眼精疲労へのアプローチをお伝えします。
具体的には、眼窩表層(頬骨、上顎骨、前頭骨)と眼窩深層(蝶形骨と前頭骨)の開放になります。
講座では、上記について、物理的治療と、エネルギー的治療について、比較しながらお伝えします。
5回目、頭蓋中心部の開放 : 蝶形骨と後頭骨の接合部(ベイシュラージャンクション)の開放
頭蓋骨を物理的な骨片による構造物と見なした場合、構造的な中心部は、ベイシュラージャンクションと呼ばれる蝶形骨と後頭骨の接合部になります。
頭蓋仙骨へのアプローチを治療として考えた場合、とても重要な継ぎ目になります。
6回目、仙骨および中枢神経の開放 : 仙骨の物理的な開放、坐骨神経から中枢神経への治療
物理的な治療としての仙骨の開放を、
エネルギー的な治療として、坐骨神経から仙骨を経由して中枢神経へのアプローチをお伝えします。