|
|||||||||||||||||||||||
名称を書き込んだ頭蓋模型の写真を下に示しますが、頭蓋の主要な骨は、その位置が名前の由来となっている場合が多いです。 このことが頭に入りますと、名前からおおよその位置をイメージすることが可能になり、文章を読むときに理解が(若干)容易になります。 |
|
![]() |
![]() |
左斜め上から見ています | 左斜め下から見ています |
頭蓋の前側の額の骨は、頭の前側、と言う意味で、『 前頭骨 』 と呼ばれています。 頭蓋の頂き(いただき)に位置する骨は、頭の頂きという意味で、『 頭頂骨 』 と呼ばれており、この骨は左右に位置しています。 頭蓋の後頭部にに位置する骨は、頭の後ろ側という意味で、『 後頭骨 』 と呼ばれています。 頭蓋の側面に位置する骨は、頭の側方という意味で、『 側頭骨 』 と呼ばれており、この骨は左右に位置しています。 |
いかがですか?、まさに読んで字のごとくでは無いでしょうか? ( 冒頭でも記述しましたが、発達障害の場合、左右どちらかの頭頂骨が引っ込み、脳を強く圧迫し、脳の発達を阻害しているケースが散見されます ) |
★例外は蝶形骨 主要な骨の中で蝶形骨のみ、位置では無く、骨の形状が名前の由来になっており、位置は前頭骨と後頭骨を繋ぐ部位にあります。 以下に、顎の部分を取り外した模型の写真を載せていますが、蝶と言うより私には蛾に近い様に見えます。 |
![]() |
参考までに、蝶形骨単体の模型の写真を以下に示します。 蝶形骨は顎の部分も含めた頭蓋の中心部分に位置し、且つ蝶が飛んでいる様な角度で収まっており、頭蓋の全ての骨と何処かで接しています。 私がまだ初学者の頃、どの先生からは忘れてしまいましたが、『 頭のおかしい人は、蝶形骨がおかしくなっている。』 と教わった記憶がありますが、真偽の程は不明です。 |
|
![]() |
![]() |
頭蓋の中で、この様な姿勢で位置して(飛行して)います 翼と胴体と脚と尻尾の様に見えませんか? |
脳の格納部の内側から眺めた形状になります 左右の翼は 『大翼 』 と呼ばれ、孔があり、色々な神経が通っています |