フラッグ 2024/7/26 新規作成

★ 発達障害の治療 Ver2:主要な頭蓋骨の名称と位置の関係 ★

---- このページは、発達障害の治療 Ver2 をお読み頂く場合の、頭蓋の構造の理解の助けになることを意図して、作成しています ----
発達障害はしばしば頭頂骨の引っ込みによる脳への圧迫により発症し、引っ込みを改善することで治療が可能です
発達障害の治療 Ver2 では、頭頂骨の引っ込み発生のメカニズムや、その治療について詳述しています
名称を書き込んだ頭蓋模型の写真を下に示しますが、頭蓋の主要な骨は、その位置が名前の由来となっている場合が多いです。
このことが頭に入りますと、名前からおおよその位置をイメージすることが可能になり、文章を読むときに理解が(若干)容易になります。
左斜め上から見ています 左斜め下から見ています
頭蓋の前側の額の骨は、頭の前側、と言う意味で、『 前頭骨 』 と呼ばれています。
頭蓋の頂き(いただき)に位置する骨は、頭の頂きという意味で、『 頭頂骨 』 と呼ばれており、この骨は左右に位置しています。
頭蓋の後頭部にに位置する骨は、頭の後ろ側という意味で、『 後頭骨 』 と呼ばれています。
頭蓋の側面に位置する骨は、頭の側方という意味で、『 側頭骨 』 と呼ばれており、この骨は左右に位置しています。
いかがですか?、まさに読んで字のごとくでは無いでしょうか?
( 冒頭でも記述しましたが、発達障害の場合、左右どちらかの頭頂骨が引っ込み、脳を強く圧迫し、脳の発達を阻害しているケースが散見されます
★例外は蝶形骨
主要な骨の中で蝶形骨のみ、位置では無く、骨の形状が名前の由来になっており、位置は前頭骨と後頭骨を繋ぐ部位にあります。
以下に、顎の部分を取り外した模型の写真を載せていますが、蝶と言うより私には蛾に近い様に見えます。
頭蓋模型、脳の格納部斜め下からの写真
参考までに、蝶形骨単体の模型の写真を以下に示します。
蝶形骨は顎の部分も含めた頭蓋の中心部分に位置し、且つ蝶が飛んでいる様な角度で収まっており、頭蓋の全ての骨と何処かで接しています。
私がまだ初学者の頃、どの先生からは忘れてしまいましたが、『 頭のおかしい人は、蝶形骨がおかしくなっている。』 と教わった記憶がありますが、真偽の程は不明です。
頭蓋の中で、この様な姿勢で位置して(飛行して)います
翼と胴体と脚と尻尾の様に見えませんか?
脳の格納部の内側から眺めた形状になります
左右の翼は 『大翼 』 と呼ばれ、孔があり、色々な神経が通っています