このページの製作者は 頭蓋調整、その他治療 のプラクティショナーです
★ 神経への治療 (神経へのアプローチ) ★
( 2013/10/06 全面的に見直し、『 物理的アプローチ 』 を新規に追加しました )
色々な症状に対して、神経の滞りや歪みがその原因の一つになっているケースがあります
それらの治療の+〆として、神経へのアプローチが有効です
1、神経の滞りへのアプローチ:神経に対するエネルギー的な治療になります
物理的な神経束を(皮膚の上から)触診して、神経の電気信号の通り具合(滞りの有無)を感じることが出来ます。
通り具合が滞っている場合、エネルギー的なアプローチによりその通り具合を改善することで治療を行います。
2、神経の歪みへのアプローチ:神経束の物理的な歪みに対する物理的な治療になります
物理的な存在である神経束には、物理的な歪みも発生しています。
腰痛、肩こり、色々な痛み、これらの症状の要因には筋肉や骨格の歪みが考えられますが、同時に神経の歪みが関係しているケースがあります。
従来の治療に合わせて、神経の物理的歪みをリリースすることで、より治療効果がアップします。
この発想及びアプローチは私のオリジナルであり、殆どの方の神経束の歪みはそのままの状態です。
歪みの改善は、ケースによっては思いがけない大きな効果が得られます。

1、神経へのエネルギー的アプローチ

★神経のエネルギー的治療について
神経は繊維状の組織で、脳から脳幹、脊柱の中を通って身体全身の抹消まで張り巡らされています。
機能は、身体の各所の状態を脳に伝達することと同時に脳の指令を各所に伝達することになります。
この神経ですが、ダメージを受けることがあり、ダメージを受けると色々な障害が起こります。
電気製品に例えると、神経は配線に相当し、配線が接触不良になると動作不良になります。
同様に、神経がダメージを受けると脳の指令の伝達が不安定になり、色々な障害の原因となります。
身体の構造としては、神経は根元の部分はある程度の太さをもった神経束となっており、分岐する毎に徐々に細くなりながら抹消に向い、最後は末梢神経となり身体の隅々まで張り巡らされます。
ある程度の太さをもった神経束は、触診でコンディションを知覚可能で、神経そのものを治療することが出来ます。
★エネルギー治療のスタイル
触診の部位はケースバイケースですが、先ず、解剖図の中の神経支配図を参考にしてダメージが予想される神経が含まれている神経束を特定します。
その神経束について比較的皮膚から浅いところを選び、皮膚の上から触診して神経の存在を感じます。
じーっと無心で触診していますと、徐々にですが、神経束の繊維方向に浸透するように神経の存在が感じられます、言い換えますと、『 神経経路を繊維方向にトレースして行くように感じる感覚 』 とも表現できます。
誤解のないように追記しますが、トレースと言っても、皮膚の上から神経束をなぞるような触診ではありません。
あくまで、一箇所を触診して神経の繋がりを知覚します。
この様な感じで神経を触診し、トレースするように神経の存在を感じて行きますと、ダメージを受けている部位が違和感として感じられますが、ただ無心で感じ続けます。
この時、左右同時に触診しますと、健全な神経との比較が可能で、よりクリアーにダメージの部位を知覚できます。
この様にして感じていますと、患者さんの自己治癒エネルギーが動き出し、治療が始まり、徐々に最初に感じられた違和感が消えて行きます。
この時、患者さんによっては、神経に心地よいピリピリした心地よい刺激を感じられる場合もあります。
左右同時に比較するように触診している場合は、左右がほぼ揃った時点で治療を切り上げます。
以上を表にしてまとめてみました。
@ 様子をお伺いして、神経支配図より、ダメージを受けている神経が含まれる神経束を特定する
A 神経束の比較的皮膚から浅い部位を特定する
B 特定した部位を触診し(出来れば左右同位置を左右の指先で)、無心で神経を感じる
C ダメージの部分が違和感として感じられても、ただ感じている(治療しようと言う意図を持たない)
D 治癒が起こり、違和感が消えるのをじーっと待つ
神経の治療ですが、神経は脳の中心にある『 脳幹 』 と呼ばれる脳の幹から繋がって枝分かれしており、頭蓋仙骨治療と深く関係しています。治癒のメカニズム、実際の治療の様子、等々、詳しくはこのHP内の以下のリンク先に色々な角度からお伝えしています、宜しければご覧下さい。
★リンク先
・治癒の原理について:患者さんの治癒エネルギーを呼び覚ますことについて
  頭蓋仙骨治療U(エネルギー的側面について)  >  エネルギーの存在
・脳の神経の治療
  頭蓋仙骨治療U(エネルギー的側面について)  >  脳、中枢神経の治療
・坐骨神経痛の治療
  頭蓋仙骨治療U(その応用)  >  坐骨神経痛の治療  
・腕神経叢障害の治療
  頭蓋仙骨治療U(その応用)  >  腕神経叢障害の治療

2、神経への物理的アプローチ
★神経の物理的歪みについて
先ず、神経の物理的歪みについて説明します。
皆様は『 身体の歪みを治しましょう 』 等々の言葉を耳にされたことがあると思います。
しばしば、身体が歪んでいるイラストとともに述べられていることも多い様です。
この言葉から、どの様なイメージを持たれるでしょうか?
実際には、身体の歪みとは、骨格の歪みが中心で、付随して筋肉の歪みが語られるケースが多いです。
ところが、私の臨床経験上では、骨格・筋肉以外に、神経組織そのものにも歪みが見受けられます。
これは、考えてみると、神経組織そのものは物理的存在であり、歪みの発生も想定可能だと思います。
★神経の物理的歪みの知覚
私は、毎回の治療の中でクライエントさんの足先とか肩先、頭蓋を触診する事で、身体全体を知覚しています。
この時にクライエントさんの身体全体を俯瞰するように知覚可能なのですが、特定の部位で異様にエッジの立った歪みを感じる事があります。
この様な場合、その辺りに神経に歪みがあったり、神経が他の組織に対して収縮しているケースも多いです。
また、神経の歪み易い部位は経験的に掴めており、症状をお聞きすることで予想がつくケースも多いです。
★神経の物理的治療のスタイル
指とか肘で物理的にアプローチします。
この時、神経組織を、物理的且つエネルギー的に、正確に知覚できることが必要になります。
受けた方の感想をお聞きしますと、筋肉や靭帯との歪みのリリースとは違った独特の『 効いている 』 と言う感じを感じられる様です。
★物理的アプローチの効果
筋肉や骨格への施術とは一味違うスッキリ感があります。
同時に、殆どの場合で、骨格や筋肉の歪みも改善され、電気的な滞りも改善されます。
★臀部の神経束(参考)
最も歪みが蓄積しているケースが多いのが、臀部の仙骨の横、坐骨神経の出口の部分です。
一般的に組織が歪み易い所は、合流分岐を繰り返している部位で、且つある程度のボリュームのある部位です。
その最たる部位が、仙骨から出て合流分岐を繰り返して坐骨神経に収束するまでに部位となります。
この部分の神経の歪みのリリースで、骨盤や脚全体に良い影響が出る場合が多いです。
3、臨床例
1、脳出血による左半身麻痺(エネルギー的アプローチです)
2010/9 〜 12 にかけて、知人のお姉さま(当時42歳)の脳出血による脳の神経の壊死による左半身麻痺の治療を行いました。詳しい臨床経過の記録は残してありますが、とりあえず概略を記述します。
・2010/9/20(Mon) 脳出血発症、その日の夜に入院、左半身完全に麻痺、手の指が辛うじてピクピク動かせる状態
・2010/9/22(wed) 出張(新宿区にある救急病院)により初回の治療を行う、
  治療中『 あー、なんか深いところに効いてる気がする 』 とのコメントあり
  その後、本人の意向を確認し、当面1日おきに出張治療を行うことで治療スタート
・2010/10/04(Mon)治療7回目、左腕、指、リハビリ無しでほぼ自由に動かせるようになる
・2010/10/08(Fri) リハビリ専門病院に転院、この時点で左手での携帯の操作が可能になる
・2010/12/4(Sat) 14回目の治療、一応これで終了
その後、リハビリの効果もあり、ほぼ問題なく歩けるようになり、大型バイクの運転も復活したそうです。
・コメント
今回の治療は私自身、及びご本人ご家族の方にとって明らかな効果を出す事が出来ました。
血流が止まり、それにより壊死した脳の神経細胞は蘇生しませんので、治療により脳にバイパスの神経経路が生成されたと考えています。
ただ幾つかの幸運に恵まれ、なかなかこの様な機会は少ないと思われます。
@ 発症後72時間以内に最初の治療を行うことが急所となります、今回は約48時間後に初回の治療を行いました。
A 特に了解を取らずとも、救急病院の集中治療室にて面会として手技療法を行うことが可能でした。
☆ セッションの受け方の説明は コチラ ☆
☆ セッションルームの場所(吉祥寺駅徒歩2分、ヨドバシカメラ手前) ☆
ご質問、お問い合わせはお気軽に

以下、幾つか補足です、ご興味ご関心のある方はご覧下さい。
★神経束の太さ
神経束について簡単に記述しましたが、じっさいにどのくらいの太さかご存知でしょうか?
しばしば耳にする『 坐骨神経 』 ですが、坐骨から大腿部辺りは人差し指くらいの太さがあります。
また、腕に繋がる『 腕神経 』 ですが肩から肘にかけて、小指程度の太さになっています。
実際には、血管(動脈及び静脈)と隣り合って走っている場合が多く、太さも同じくらいで、初めて献体の解剖実習を行った時は、『 アレ、血管が3本ある!!』 と勘違いしてしまいました。
★神経の生成
ある程度の太さを持った神経束はめったなことでは切れませんが、末梢神経になると普段のスポーツでも結構切れているそうです。しかし、約90%はまた自然に繋がるそうです。
壊死した神経の蘇生は無理ですが、切れた部分の神経は条件によって繋がる様です。
一例として、私は歯の移植(残っていた親知らずを抜いて、虫歯でダメになったところに移植)を受けていますが、お世話になった歯医者さんによると、年齢が若ければ抜いた歯に残っている神経と歯の土台の部分に来ている神経は、自然に繋がるそうです。
私の場合は、残念ながら若くないので無理だそうでした。。。
ただ、神経の生成やバイパスの生成については、色々異論もあるようです。
★神経の物理的治療のスタイル(補足)
肘で軽く患部を圧迫し、神経の存在を知覚し、その部分を延ばすようにアプローチします。
この辺りの感覚は、曰く言い難しなのですが、肘の先端ではなしに、肘の平らな部分で延ばすような意図を入れます。
神経組織は、独特の弾力性が感じられ、その歪みをリリースする意図でアプローチします。
受けた方の感想をお聞きしますと、筋肉や靭帯との歪みのリリースとは違った独特の『 効いている 』 と言う感じを感じられる様です。