フラッグ 2023/11/22 新規にアップ ホーム

★ 手技療法(治療)の共通概念 (T) ★

( Ver2:治療の根底に作用している複数のエネルギー )

間接法について色々な角度から説明しています、詳しくは 『 3、治療について(間接法の説明) 』 をご覧下さい
手技療法には、オーバーグラウンドの事象として物理的な要素、アンダーグラウンドの事象としてとエネルギー的な要素、これらが混在し、エネルギー的な要素はアンダーグラウンドの事象であるが故に治療家自身も気が付いていない場合がしばしば散見されますが、共通概念の1つとして確実に作用しています。
手技療法をもう少し具体的に現すと、触診 及び 治療 のセットであり、この両者においてその根底には複数のエネルギーが関与していますが、これらに対して物理的な要素のみとの認識がしばしば散見される訳です。
この事は、物理学において、様々な現象をニュートン力学を用いて説明が可能ではありますが、アインシュタインの相対性理論によりエネルギー的な要素を視野に入れた理解の方が、より本質に迫っているのと同様に感じられます。
このページでは、一見異なって見える色々な施術であっても、幾つかのエネルギー的な要素が共通概念としてその根底で作用していることを、出来るだけ簡潔にお伝えすることで、当方での施術の全体的な枠組みをお伝えします。

1、手技療法の共通概念について

患者さんの愁訴には本当に色々なケースがあり、各々の症状にあわせて頭を捻りながら治療を進めて行きますが、全てをカスタムメードする訳ではありません。
幾つかの基本的な共通概念があり、それらを症状に合わせて応用しながら組み合わせることで様々なケースに対応し、効果の度合いを確認しながら修正を交えて愁訴の改善を図って行きます。
このページは、個々の愁訴に対する治療に対する説明では無く、その根底にある共通概念について説明しています。
従い、若干抽象的な記述になりますが、個々の治療に対してのより深い理解に繋げて頂ければとの意図で作成しています。

2、触診について : 受動的触診

@、触診とは

当方で行っている治療は、ジャンルとしては手技療法であり、患者の愁訴に対して手技でその改善を図ります。
治療の流れとしては、先ず愁訴の状態をお聞きし、当方の考えをお伝えし、実際の治療に入りますが、いきなり患部に施術する訳では無く、先ず触診によりダメージの状態を把握することから始めます。
実際に触診した段階で、ダメージの状況をどこまで正確に掴めるかは以後の治療に大きく関わって来ます。
一般論としても、手技療法での施術は触診から入りますが、同時に、多種多様な触診技術が存在し、大きく分けて、能動的触診と受動的触診の2種類があります。
能動的触診について1例を挙げると、治療家が患者の手や足を手で保持して動かすことでその根本の関節を動かし、可動域のチェック等を行います。(モーションテストと呼ばれています)
それに対して受動的触診は、一般的に手や足、若しくは頭蓋等をただ触っているだけの触診ですが、ただ触っているだけでも患者の色々な問題点を知覚することが可能です。
当方での触診の殆どは受動的触診であり、受動的触診の1例を左下の写真で示します。
受動的触診の1例である、頭蓋への触診のイラスト 頭蓋リズムとして、物理的な動きを示したイラスト
頭蓋への触診
受動的触診の1例で、頭蓋リズムを診ています
頭蓋リズムの動作を、矢印で示しています
1分間に8〜12回、0.01mmレベルの膨張・収縮の動作を繰り返しています

A、受動的触診、何を知覚しているか?

ここまで、能動的触診と受動的触診について、各々の1例をお伝えしましたが、では受動的触診の場合、一般論として何に対しての知覚を意図しているのでしょうか?
簡潔に言いますと、患者の存在におけるアンダーグラウンドの要素である生命エネルギーによる動きの知覚を意図しており、この対象の1例として、生命エネルギーの頭蓋への物理的な顕現である、頭蓋リズムの触診を挙げました。
言い換えると、人間が生きて居ると言うことは、アンダーグラウンドに生命エネルギーが内在して働いていることであり、このエネルギーによって色々な動きが発生し生命が維持されており、これ等の動きを知覚しています。
そして、これ等の動きの多くは周期性の動きであり、対称となる個人が健全であれば、この周期性の動きは調和が取れてバランスの良い動きになっていますが、患者の身体に歪みがあると、不調和でアンバランスな動きになっています。
同時に、これらの周期性の動きは、その動きを波形のグラフとして現すことが出来、以下に示します。
対象となる個人が健全の場合、
正弦曲線と呼ばれる対称形でバランスの良い動きになります
患者の身体に歪みがある場合、
個々の歪みのパターンに応じて歪んだ動きになります
治療における触診としては、患者の有する周期性の動きに内在する歪みや変形を知覚することで、個々のダメージの部位や状況を掴むことが可能です。
具体的には、頭蓋を起点とする骨格系の動きである頭蓋リズム、及び、個々の臓器の動きであるモティリテ、エネルギー全体を俯瞰した状態、これ等を知覚しています。
頭蓋リズムとして、物理的な動きを示したイラスト

B、頭蓋リズムとは?

右に頭蓋リズムを表したイラストを再掲示しますが、頭蓋は寄木細工の様に構成され、1分間に8〜12回の膨張・収縮の動作を繰り返しています。
但し、動く量は、0.01mm、紙1枚の厚さ程度であり、安定して知覚するためには、それなりの熟練を必要とします。
この動作のメカニズムについては、幾つかの説明が存在しますが、当方では ブレスオブライフ と呼ばれる生命エネルギーが、頭蓋を起点として骨格系に顕現した動きであると考えています。
当方、この概念はオステオパスの ジムジェラス より学びました。

C、モティリティとは?

上記、頭蓋リズムはブレスオブライフが骨格系に顕現した動きであるとお伝えしましたが、同時にブレスオブライフが内臓等の全身のパーツに顕現した動きも存在し、これはモティリティと呼ばれ、1分間に7〜8回のやはり周期性を有した動きになります。
言い換えると、『 頭蓋リズムとモティリティは共にブレスオブライフの顕現である 』 と言うことであり、これらの概念は、やはりオステオパスの ジムジェラス より学んでいます。
頭蓋リズムの場合、動く対象がある程度の硬さを有した骨格系であることより、動作量についても数値的な値を示すことが可能ですが、モティリティの場合、対象が臓器と言う柔軟性を有する器官のため、動作量に関しての数値的な値は明示出来ませんが、いずれにしても、0.01mmレベルの動きになります。
また、動きの特徴として、頭蓋リズムは頭蓋から脊柱、その先の手や足を含む全身の骨格の『 系 』 としての統一的な開いたり閉じたり(膨張・収縮)の動作を繰り返しており、この場合、腕の骨格であれば外旋・内旋、足の骨格系も外旋・内旋、骨盤は左右の腸骨が開いたり閉じたりの動きになります。
それに対してモティリティの場合、個々の臓器の独立した動きであり、各々でパーツとして最も慣性モーメントが少なくて済む回転軸が自動的に定まり、その軸を中心にして揺動運動を繰り返しています。
上記、『 慣性モーメントが少なくて済む 』 と言うことは、各々のパーツにとって、エネルギーの消費が最も少なくて済む、言い換えれば最も楽な繰り返しの動作と見ることも可能です。
この時、各々の骨も臓器の一部であり、従って各々の骨は、骨格系の構成要素として頭蓋リズムによる閉じたり開いたりの動きを繰り返すと同時に、頭蓋リズムとは異なった動作である、臓器としてのモティリティによる揺動運動の動きも繰り返しています。
この様な種々の微細な動きは、必然的に受動的触診のみで知覚可能(頭蓋リズムとモティリティの同時知覚も可能)であり、当方ではこれらの知覚を活用して、ダメージに対して可能な限り正確に把握出来るように努めています。
因みに、上記、頭蓋リズムとモティリティの同時知覚も可能とお伝えしましたが、意識のざわつき等が深いレベルで静まっていることが要求され、それなりの熟練が要求されます。

D、周期的動作(頭蓋リズム、及びモティリティ)の知覚

これらの、頭蓋リズム及びモティリティですが、0.01mmレベルと言う微細な量であっても、オーバーグラウンドの事象として物理的に実際に動いている訳であり、物理的な動作のみとの認識で捉え様とすると、その知覚はかなり難しくなり、初学者がこれらの知覚を習得する場合の難しさの原因の1つになっています。
これらの動作は、アンダーグラウンドの事象として大元のエネルギーであるブレスオブライフの顕現した動きと考えられ、同時にブレスオブライフ自体も動いており、物理的な動きと同時にエネルギー的な動きも合わせて知覚することにより、一気に安定した知覚が可能になります。
そして、大元のエネルギー的動作と、その顕現である物理的な動作の両方を知覚することで、知覚される情報量もトータルで倍以上になり、より効果的な治療に資することになります。
実際に、当方ではこれらの触診技術を、頭蓋・内蔵ワークショップ としてお伝えする仕事も行っており、これらの知覚は言葉で説明しますと上記の様な抽象的な表現に終始してしまいますが、場の適切なセッティングやケースに応じた丁寧な説明により、驚くほど容易に知覚可能です。
受講の対象は柔道整復師や鍼灸マッサージ師、整体師、カイロプラクター等で臨床の場を有している方になりますが、治療について全くの未経験の初学者の方であっても興味のある方は参加可能であり、これは実際の臨床家の方にとっても新規のイメージとなる部分が多い為、初学者の方が同時に学んでもキャリア不足による学びの支障は発生しない為、初学者の方の参加も受け入れています。
( 頭蓋・内臓ワークショップは、2026/3 にて終了しました )

E、エネルギーの知覚:何で知覚しているか、アジナチャクラ(7つのメジャーチャクラの1つ)

では、何でエネルギーを知覚しているかと言いますと、人間には現在の科学では説明の出来ない幾つかの感覚器官が存在していると考えられ、アジナチャクラ(第3の目、場所は眉間になります)もその1つであり、本人が気が付いている、いないに関わらず、実際の臨床ではこれらも機能していると考えています。
因みに、当方は自分のアジナチャクラを自分の意志で開いたり閉じたりすることが可能で、上記を含めて色々なことが確認されています。

・本文とのリンク

ここまで、全体的な概略をお伝えしましたが、他のページではもう少し詳しく説明しており、以下にリンクを示します。
頭蓋仙骨治療 T ( 物理的側面について:Ver2) 
 :頭蓋リズム、その説明、メカニズム、知覚、治癒エネルギー、実際の知覚、実際の臨床、等々。
頭蓋リズム及びモティリティは、頭蓋仙骨治療U(エネルギー的側面について:Ver2) で詳しく述べています
項目 内容
4、頭蓋リズムの存在 ブレスオブライフ、及びモティリティについて詳しく述べています
5、頭蓋リズムの知覚 頭蓋リズムを知覚するにあたっての、重要な7つの要素について、述べています
補足1、バラル、VMP-その1 『 内臓マニュピレーション 』 の抜粋のダイジェスト、ジムジェラスのコメント
補足2、バラル、VMP-その2 『 内臓マニュピレーション 』 の抜粋全文、それに対する三谷のコメント

3、治療について : 間接法の適用

・治療とはどの様なメカニズムか?

手技療法は触診と治療がワンセットになっており、ここまで触診についてお伝えしました。
この章では治療の方法として、治癒エネルギーを誘うテクニックである間接法を説明しています。
触診は、オーバーグラウンドの事象として指先等の手で行われるため、傍から見ていると、物理的な要素、例えば物理的に硬くなっている部分や関節の動き具合等をチェックしているようにも見えますが、実はそれだけでは得られる情報は限られており、アンダーグラウンドで機能している、生命の大元であるエネルギーのレベルまで知覚出来ると、それだけ有効な触診になります。
治療についても同様であり、オーバーグラウンドの事象として指や拳、肘等で物理的に患者に施術していますので、物理的なダメージを物理的に修復しているように見えますが、実はダメージの修復はアンダーグラウンドの事象として治癒エネルギーによって為されています。
結局のところ、効果的な触診の為にはエネルギーレベルの知覚が有用なのと同様に、効果的な治療の為には治癒エネルギーの誘導が有用です。
前章では触診において関与しているエネルギーとしてブレスオブライフをお伝えしましたが、治療におけるダメージの回復には、更に色々なエネルギーが関与しています。
ブレスオブライフもその中の1つと考えられ、総称して、『 治癒エネルギー 』 と呼ぶことが可能で、治療とは治癒エネルギーを患部に誘うこと であると考えています。
治癒エネルギーが歪みに誘導されるイラスト

・治癒エネルギーを患部に誘う方法

上記、手技療法でのダメージの回復は治癒エネルギーの作用であり、治療とは治癒エネルギーを患部に誘うことであるとお伝えしました。
治癒エネルギーを患部に誘う方法ですが、当方ではオステオパシーの技法である間接法と呼ばれるテクニックを多用しており、間接法は、直接法、中間法と呼ばれる3つのテクニックで表裏一体の構造になっていますが、ここでは間接法について、頭蓋の鱗状縫合への施術を例にして、以下に示すイラストを基に、その概略をお伝えします。
鱗状縫合を示すイラスト
左手で頭頂骨を、右手で即頭骨を、
鱗状縫合を挟む形でポジション
鱗状縫合に間接法を適用している画像
鱗状縫合に間接法を適用
互い違いに動かします
間接法の概念図
両手を互い違いに動かし、
抵抗の少ない方向で待ちます
鱗状縫合は、上左のイラストで示している様に、耳のすぐ上、側頭骨と頭頂骨の継ぎ目の名称で、頭蓋の歪みの解放で最も施術する機会の多い部位になりますが、これ等に関しては冒頭で挙げたように、頭蓋骨は骨片により寄木細工の様に構成されていることがその前提となります。
上左は、頭蓋での鱗状縫合の位置を示すと同時に施術における指の位置を示し、上中は実際に指を置いている写真であり、この状態で 矢印で示した様に、左右の指を患者にとっての前後方向に互い違いに動かすこと で、骨に働き掛けます。
因みに、頭蓋仙骨治療におけるこれらの施術の難しさは、頭蓋骨に対して、0.01mmレベルと言う微細なレベルの知覚に基づくアプローチが必要になると言う点が挙げられます。
上右のイラストは、組織を物理的に動かした場合の概念図であり、抵抗の少ない方向に動かして待っていますと、治癒エネルギーが鱗状縫合に誘われ治癒反応が得られます
【参考】上記施術は、アプローチと同時にリアルタイムで効果の知覚も可能で、詳しくは 『 手技療法の共通概念(T)(最もベースとなる指の使い方) 』 を参照ください。

・どの様な部位に対応が可能か?、物理的な要素について

上記、皮膚の下にある骨同士の継ぎ目への間接法の適用をお伝えしました。
ここで重ねてお伝えしたいことは、この用例はあくまで1つの例であり、施術者が患者の身体のどこでも構いませんが、複数の方向に動かす事が出来る部位であれば、相対的に動かし易い方向に動かし、そこで待っていれば治癒反応を誘発することが出来ます。
従い、動く部位であれば、殆どのケースで間接法が適用可能で、治癒エネルギーを誘うことが可能です。
最初に、実例として皮膚の内側の骨の継ぎ目である鱗状縫合へ間接法の適用をお伝えしましたが、上記説明の通り、身体の深部にある臓器等に対しても間接法は適用可能で、その概念図を右に示します。
皮膚を介して、背中側(後面)と腹側(前面)を互い違いに動かすことで臓器を物理的に互い違いに動かす事が可能になり、この様な方法で殆どの臓器に対して適用が可能です。
臓器等への間接法適用の概念図
要するに、対象に対して、正面から皮膚を介して互い違いに対象を動かす方法、及び、対象に対して前面及び後面より互い違いに対象を動かす方法(右図)、これらにより、殆どの骨格、臓器、筋肉、筋膜、靭帯、血管、神経細胞、等にも適用が可能になります。
また、手や足では回転方向に互い違いに動かすことで、殆どの関節にも間接法の適用が可能です。

・間接法の適用例について

上記、殆どの骨格、臓器、筋肉、筋膜、靭帯、血管、神経細胞、関節等に間接法の適用が可能な旨をお伝えしました。
実際の臨床での適用例を以下のページでお伝えしていますので、是非ご覧下さい。
   リンク: 間接法の適用例 (別ページ)
チャクラ概念図

・エネルギー的な要素について

上記、身体の物理的な要素(フィジカル)への間接法の適用の可能性についてお伝えしましたが、エネルギーのみに対しても、間接法は適用可能です。
先ず、身体にとってのエネルギーの出入口であるチャクラですが、渦の部分のエネルギーが詰まっている場合があり、エネルギーを回転方向に互い違いに動かし、動きやすい方向に動かして待つと、エネルギー的な開放が起こり、チャクラの詰まりを開放することが出来ます。
また、これは神智学に於ける概念になりますが、身体はエネルギー的な要素と物理的な要素から出来ており、神から毎日エネルギーのギフトがあり、このエネルギーは先ずエーテルダブルと呼ばれるエネルギー的な鋳型に導かれ、そこで物質化の為の情報を得て、全ての器官はその情報に基づいてエネルギーが物質化することで形成されると、述べられています。
そして、ダメージによっては先ずエーテルダブルにダメージが発生し、こうなりますと、この情報に沿った形でフィジカルにもダメージが発生しますが、これらのエーテルダブルに発生したダメージに対しても、間接法は適用が可能です。
もし、手術や事故で身体の1部を失ってもエーテルダブルは残存しており、愁訴によっては、残存しているエーテルダブルに対してのアプローチで治癒効果が得られる場合もあります。
因みに、本件は、エソテリックヒーリング にて、詳しく説明しています。

・どの様なメカニズムで治癒が起きるのか?

ここまで、ダメージの回復において、間接法はかなりの汎用性を有する技法であることをお伝えしました。
ではどの様なメカニズムで開放が起きるのでしょうか?
実は、客観性を有する科学的な証明は得られていないようです。
しかし、上記お伝えした方法で実際に治癒が起こり、ダメージの回復が得られるのです。
そして、私の治療の師であるジムジェラスは、間接法のメカニズムとしては5種類以上の仮説があり、最も有力とされている物理的な要素による治癒のメカニズムは間違いであり、治癒はエネルギーによって為されると断言しています。
これ以上の記述は、本ページの趣旨から外れますので別の機会に譲りたいと思いますが、当方では、上記の操作によりオーバーグラウンドの事象として物理的な窓が開き、アンダーグラウンドの事象として治癒エネルギーが誘われると理解しています。
因みに、抵抗の少ない方向に動かす方法を間接法、抵抗の大きい方向に動かす方法を直接法、その中間で待つ方法を中間法と呼び、治癒エネルギーの作用に違いがありますが、いずれの方法でも治癒反応が誘発されます。
複数の集合意識概念図

・治癒エネルギーとは、何処に存在するのか?

では、治癒エネルギーとは何処に存在し、どの様に降りて来るのでしょうか?
ドイツ人の世界的に著名な心理学者である、故人のカールユングは、人間の意識は複数の集合意識に所属しており、どの集合意識に属しているかは各人によって異なると述べています。
当方は、各々の治療家は、その方なりの複数の集合意識と繋がっており、こららの集合意識から按分されて、治癒エネルギーが誘われ、降りて来ると考えています。
また、この時の治療家の意識状態は、可能な限り拡張されていることが望ましく、意識の拡張の為には瞑想等が効果的であると言われています。
私自身複数の集合意識と繋がっている認識がありますが、当方で実際に治療を受けて頂いていて、どれかの集合意識とよりクリアーに繋がることをイメージしますと、治癒反応よる受ける感じが違って来ることを実感して貰えています。

・強い力と弱い力、物理的な固着に対する治療

上で述べたアプローチは、治癒エネルギーを患部に誘うアプローチであり、比較すると『 弱いアプローチ 』 に相当しますが、患者さんにとっては刺激が少ない分だけ、純粋に治癒反応を感じて頂ける様です。
しかし、患部が固着等で硬くなっている場合、弱いアプローチでは上に述べた、『 窓を開く感じで治癒エネルギーを誘う 』 ことが出来ません。
この事を建物に例えると、建物自体が歪んでいたり、部分的には窓枠に歪みが発生していると、弱い力では窓を開けることが出来ませんので、歪みを解消する工事が必要になります。
治療の場合、固着を破壊する、『 強いアプローチ 』 が必要になりますが、あくまで、必要悪との位置付けになります。
但し、強いアプローチに馴染んでいる患者さんにとっては、判り易く気持ちよく感じて頂ける場合もありますが、当方ではこれらの強いアプローチは、エネルギーを誘う弱いアプローチの下準備的な位置付けになります。

・本文とのリンク

ここまで、全体的な概略をお伝えしましたが、他のページではもう少し詳しく説明しており、以下にリンクを示します。
頭蓋仙骨治療 T ( 物理的側面について:Ver2) 
 :頭蓋リズム、その説明、メカニズム、知覚、治癒エネルギー、実際の知覚、実際の臨床、等々。
頭蓋仙骨治療 U ( エネルギー的側面について:Ver2)
 :エネルギーの存在、その説明、役割、種類、知覚、ブレスオブライフの説明、エネルギー治療の実例、等々。
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★以下、補足になります★
(補足1)、ブレスオブライフ
オステオパシーで提唱されている生命エネルギーの1つ。
ブレスオブライフは汎用的な生命エネルギーであり、頭蓋リズム、モティリティ、ミッドタイド、ロングタイド、流れ(の様な存在)、雲(の様な存在)、等々に顕現していると認識されています。
(補足2)、ジェームス(ジム)・ジェラス(1943〜2021)
オステオパシーはアメリカで発達した手技療法で、ジム・ジェラスはその治療家、及び教師の1人になります。
日本では、オステオパシーは単なる民間治療の1つに過ぎませんが、世界各国ではその位置づけがかなり異なり、特にアメリカでは医師資格の上位に位置する国家資格になっています。
私が師事した、トムシェーバー ( ジムジェラスの高弟 ) によると、オステオパシーはもともとアメリカのシャーマニズムの伝統を受け継ぐ医療技術だったそうですが、国家資格としての地位を得るために、シャーマニズム的な側面を隠したそうです。
ですので、現在のアメリカでは大多数のオステオパスはメディカルドクターの単なる上位資格としての医療従事者の様で、実際にオステオパシーの伝統的な手技療法をメインに行っているオステオパスはほんの一握りだと聞いています。
その様な中で、ジムジェラス、及び、トムシェーバーは数少ない伝統的なオステオパシーを受け継いでいるオステオパスであり、ジムジェラスの特筆される点として、伝統的なオステオパシーのエネルギー的な要素を、バイオダイナミクスとして体系づけた点にあります。
ジムジェラスは2007年に来日し、2月と3月にそれぞれ、高野山、大磯でバイオダイナミクスのセミナーが開催され、当方はそれらに参加しましたが、本当に素晴らしいセミナーでした。
また、当方のカリキュラムに於ける最も重要な点であり、ワークショップの根幹を為している、『 頭蓋リズムやモティリティは、ブレスオブライフの顕現である 』 と言う説も、ジムジェラスより学びました。
当方は末席の弟子ではありますが、私の治療における最高の師として尊敬の念に堪えません。

・後書き
(HP製作者のつぶき:2023/11/26)
治療の共通概念のページを作成しようと思い立ったのは2019年の事なので、実際のアップまでに4年の年月が流れてしまいました。
このページで述べている様に、手技療法は触診と治療のワンセットであり、触診、治療、共にベースとなる概念が存在し、それは触診における受動性であり、治療における間接法の適用であり、更にこれらはオーバーグラウンドの事象として物理的な操作と認識され易いですが、実はアンダーグラウンドの要素としてそれらにはエネルギーが深く関与している訳であり、これらを個々の治療のページで毎回、説明・記述することは手間であると同時に無駄ではないか?
これらを共通概念として1つのページにまとめ、個々の治療のページでは、それを参照する形でサイトを構成すれば、合理的で簡潔に表現が可能なのでは無いか?
同時に、この様な大元の部分に絞って記述したページにより、当方で行っている手技療法全体を俯して頂き、全体像を理解していただけるのであれば、その意味でも意義があるのでは無いか?
この様に考え、2019年の時点で、サイト左側の目次のトップに 『 治療の共通概念 』 の項目を載せ、『 工事中 』 のイラストのページを作成し、実際にページの構想を練ると同時に試作のページを作り始めましたが、遅々として進みません‥‥。
その間、2020年から2021年にかけて、私の中でパラダイムシフトを経験しました。
元々、1999年にロルフメソッドの施術者として開業したのですが、当時は物理的な要素がメインであり、エネルギー的な要素はよくわかっていませんでしたが、徐々にエネルギー的な要素に意識はシフトしつつありましたが、2020年から2021年にかけて、それが逆転し、エネルギーが主であり、フィジカルが従となったのです。
私の中で最も大きな変化は、実際の治療よりも、主宰している、頭蓋・内臓ワークショップ Ver2 に現れました。
実際の臨床に於いては、パラダイムシフト云々以前の問題として、フィジカルとエネルギーの関係は徐々に変化しつつありましたが、限られた時間の中で治療を教える場合、教える時の力点がフィジカルからエネルギーへの変化は明確な違いとなって現れた訳です。
この変化の成否については、これをもってVer2になったのですが、教える事に要する労力は半減し、受講する立場に立っても、より深い理解に繋がったと感じられ、恐らくこのパラダイムシフトは正鵠を射ていると思われます。
( 頭蓋・内臓ワークショップは、2026/3 にて終了しました )
いずれにしても、もしパラダイムシフト以前に共通概念のページが作成出来ていたならば、そのページもVer2としてのフルモデルチェンジが必要となっていたと思われ、遅々として進まなかったことには、意味があった様です、(^^)。。